文房具を買いに

文房具を買いに

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年05月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
192
ISBN:
9784041371978
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文房具を買いに

  • 著者 片岡 義男
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年05月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
192
ISBN:
9784041371978

カラフルなペンや実直な消しゴムに隠されたちょっと素敵なエピソード!

ジム・ジャームッシュが愛したMOLESKINEのノートから名前にひっそりとこだわりのある色鉛筆まで、奇を衒わない雑貨に秘められた、豊かで愛すべきストーリーを綴る名エッセイ。同名ロングセラーがついに文庫 ジム・ジャームッシュが愛したMOLESKINEのノートから名前にひっそりとこだわりのある色鉛筆まで、奇を衒わない雑貨に秘められた、豊かで愛すべきストーリーを綴る名エッセイ。同名ロングセラーがついに文庫

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「文房具を買いに」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 文房具について、片岡義男が淡々と語っていくエッセイ集。作者が撮影したカラーの写真が何枚も収録されている。いずれも美しい写真で、ずっと眺めていたい気持ちになる。文房具について語っているだけなのに、本当に 文房具について、片岡義男が淡々と語っていくエッセイ集。作者が撮影したカラーの写真が何枚も収録されている。いずれも美しい写真で、ずっと眺めていたい気持ちになる。文房具について語っているだけなのに、本当に面白い。文体の力だろう。感傷を排した鋭角的な文体で、ヘミングウェイやハメットに似たところがある。その鋭角的な文体から滲み出てくる透明な詩情を堪能した。 …続きを読む
    新地学@児童書病発動中
    2016年07月07日
    123人がナイス!しています
  • 祝800冊目は片岡義男。この頃、文房具と言えば100均で済ますような輩にとっては掲載された鮮やかな文房具が羨ましです。紙が出来、鉛筆が出来、人の文明が大きく発達していったのでしょう。誰でも使う文房具が 祝800冊目は片岡義男。この頃、文房具と言えば100均で済ますような輩にとっては掲載された鮮やかな文房具が羨ましです。紙が出来、鉛筆が出来、人の文明が大きく発達していったのでしょう。誰でも使う文房具がこれほど奥行きがあるものだと驚きです。手帳を買っても使い切れない身としては躊躇うけどモールスキン欲しいなぁ~(^.^) …続きを読む
    goro@80.7
    2017年03月24日
    51人がナイス!しています
  • 和田哲哉氏の本の後に読む。こちらは、昔からある主に海外製の文具に対する、2000年頃の本。片岡氏の写真:光と色に対するこだわりも感じられる。カラフルな写真とクールな文章を読んでいると、なんだろう、不思議な 和田哲哉氏の本の後に読む。こちらは、昔からある主に海外製の文具に対する、2000年頃の本。片岡氏の写真:光と色に対するこだわりも感じられる。カラフルな写真とクールな文章を読んでいると、なんだろう、不思議な感覚にとらわれる。片岡氏の工業デザインに対するマテリアリズム的な視点は、恐らく、インスタグラムとSNSでつぶやく、現代の我々の目の奥底にこびりついているものではなないかと…消費される「物」を記述することで、浮かび上がる「事」という構図は、はてさて、どうなるのでしょうね。 …続きを読む
    Tenouji
    2018年03月04日
    16人がナイス!しています

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