• 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年08月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
288
ISBN:
9784048739726

  • 著者 古処 誠二
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2009年08月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
288
ISBN:
9784048739726

この一線、超えるのか、踏みとどまるか――。

過酷な自然、重い疲労、マラリアの蔓延――。第二次世界大戦時のニューギニアを舞台に、冷徹なまでのリアリズムで、戦場の人間ドラマを描いた短編連作集。

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「線」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 声高に戦争反対を叫ぶでなく悲惨さを強調することもなく、それでも淡々とした語り口の中から残酷さが伝わってくる。デビュー作がメフィスト賞だったのが嘘みたい。 声高に戦争反対を叫ぶでなく悲惨さを強調することもなく、それでも淡々とした語り口の中から残酷さが伝わってくる。デビュー作がメフィスト賞だったのが嘘みたい。
    ゆう
    2010年01月13日
    7人がナイス!しています
  • 「誰もがいまだに生きている自分を恨んでいた」。淡々と綴られる戦争の姿には、心を動かすことさえ憚られる。張り詰められた細い細い線の緊張感に、できる限り心を平らかにしてページを繰った。でないと崩れてしまう 「誰もがいまだに生きている自分を恨んでいた」。淡々と綴られる戦争の姿には、心を動かすことさえ憚られる。張り詰められた細い細い線の緊張感に、できる限り心を平らかにしてページを繰った。でないと崩れてしまうと思った。 …続きを読む
    ゆっしーな
    2014年01月13日
    6人がナイス!しています
  • ニューギニアを舞台とした短編集。それぞれのエピソードに特に関連性はないのだが、しかし、時系列に並び、冒頭の、まだ余裕があったころの『下士官』『糊塗』から危うい線の上を歩む日本軍の姿が描かれる。そして、 ニューギニアを舞台とした短編集。それぞれのエピソードに特に関連性はないのだが、しかし、時系列に並び、冒頭の、まだ余裕があったころの『下士官』『糊塗』から危うい線の上を歩む日本軍の姿が描かれる。そして、戦況の悪化と共に現れる様々な「線」。短編集ではあるが、ニューギニア戦という一つの戦場を描いた長編のような印象が残った。 …続きを読む
    たこやき
    2010年06月17日
    6人がナイス!しています

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