- 著者 桜庭 一樹
- 定価: 円 (本体円+税)
- 発売日:
- 2009年03月25日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784044281052
少女七竈と七人の可愛そうな大人
- 著者 桜庭 一樹
- 定価: 円 (本体円+税)
- 発売日:
- 2009年03月25日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784044281052
純情と憤怒の美少女、川村七竈、十七歳。
いんらんの母から生まれた少女、七竈は自らの美しさを呪い、鉄道模型と幼馴染みの雪風だけを友に、孤高の日々をおくるが――。直木賞作家のブレイクポイントとなった、こよなくせつない青春小説。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「少女七竈と七人の可愛そうな大人」感想・レビュー
-
桜庭初期代表3作の一つ。淫乱な母親から生まれた稀に見る美少女七竈は、自分と似た『かんばせ』(桜庭さんはよく使いますね)をもつ幼馴染の風雪だけを友達として、鉄道模型だけを愛している。放浪している母、母の …続きを読む2011年11月10日232人がナイス!しています
-
「たいへん遺憾ながら、美しく生まれてしまった。」たった一行で、この小説と桜庭さんの「とりこ」になりました!(笑) いんらんな母のせいで美しい「かんぱせ」と多くの悲しみを背負って生きる少女・七竈、唯一の友 …続きを読む2012年04月04日230人がナイス!しています
-
桜庭さんの本は6冊目だけど、桜庭さんが女性なのをすっかり忘れていた。だからじゃないけど、田舎の街に住む若者(女の子)の心理の表現に感心しきり。僕も雪深い東北の町に育ったので、小説の舞台旭川(もっとも旭 …続きを読む2015年12月27日194人がナイス!しています
著者紹介
桜庭 一樹(さくらば・かずき)
2000年デビュー。04年『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』が、ジャンルを超えて高い評価を受ける。07年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞、08年『私の男』で直木賞を受賞。『GOSICK-ゴシック-』シリーズは人気を博し、長篇8巻短篇集4巻が刊行、アニメ化された。続刊として『GOSICK RED』『GOSICK BLUE』『GOSICK PINK』も刊行中。他の著書に『道徳という名の少年』『推定少女』『赤×ピンク』『ほんとうの花を見せにきた』『このたびはとんだことで 桜庭一樹奇譚集』『少女七竈と七人の可愛そうな大人』『無花果とムーン』など。














