「螺鈿迷宮 下」感想・レビュー
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後半はかなりな動きがあります。白鳥も従来のような感じではなくまともに見えるので若干面白さが以前よりは薄れます。病院がお寺まで経営してすべてを隠蔽できるようになると怖いですよね。よく考えると思いました。2017年04月02日181人がナイス!しています
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今まで読んできた海堂さんの本の中で、一番ミステリしてた。いやあ、やっぱり無駄なキャラクターなんていないんだなあ。何だろう、海堂さんの本って文庫版で言うと、上下巻に分かれていて、必ずと言って良いほど下巻 …続きを読む2012年11月17日146人がナイス!しています
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死と生、闇と光、絶望と希望、憎しみと愛、片方が存在すれば必ずもう一方も存在するし、片方を排除しようすればもう一方も排除される。まずはその二面性を認識することが始まりなのかなあ。遂に登場の氷姫は、姿を現 …続きを読む2010年09月30日103人がナイス!しています
著者紹介
海堂尊(かいどう・たける)
1961年千葉県生まれ。第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作『チーム・バチスタの栄光』で2006年デビュー。他著に『ジェネラル・ルージュの凱旋』『ジーン・ワルツ』『ケルベロスの肖像』『モルフェウスの領域』『輝天炎上』など多数。現在、独立行政法人放射線医学総合研究所・重粒子医科学センター・Ai情報研究推進室室長。