つまみぐい文学食堂

つまみぐい文学食堂

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784043943302
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つまみぐい文学食堂

  • 著者 柴田 元幸
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784043943302

名翻訳家柴田氏の筆が光る名エッセイ!

O・ヘンリーのライスプディング、カポーティのフルーツ・ケーキなど、一皿の表現が作品の印象を決めるような食にまつわるあれこれを綴った、柴田節光る異色エッセイ。吉野朔実さんのイラストつきでお届けします。 O・ヘンリーのライスプディング、カポーティのフルーツ・ケーキなど、一皿の表現が作品の印象を決めるような食にまつわるあれこれを綴った、柴田節光る異色エッセイ。吉野朔実さんのイラストつきでお届けします。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「つまみぐい文学食堂」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 文学の中の食の数々をエッセイとしてまとめた本。著者は翻訳家ということでメルヴィルやポール・オースター、リチャード・ブローティガン、バロウズそして小津安二郎のことなどにも触れている。海外文学というのは私 文学の中の食の数々をエッセイとしてまとめた本。著者は翻訳家ということでメルヴィルやポール・オースター、リチャード・ブローティガン、バロウズそして小津安二郎のことなどにも触れている。海外文学というのは私の苦手でどうも相性が悪い。しかしこの本を読んでいて読んでみたいなというのもいくつかあった。『白鯨』などは前から読んでみたい一冊。ジョン・ヒューストン監督の映画の『白鯨』は何度か見たことがあるので筋は分かっているのだけれど、文庫本の厚みでつい尻込み・・・・・ …続きを読む
    kinkin
    2019年11月15日
    95人がナイス!しています
  • 主に英米文学からの「食」の引用。アメリカ文学には明るくないので、日本の作品にはない特殊な傾向があることがうっすらとわかった。しかし柴田先生のエッセイも軽妙で面白い。文学+エッセイの美味しいとこどりをし 主に英米文学からの「食」の引用。アメリカ文学には明るくないので、日本の作品にはない特殊な傾向があることがうっすらとわかった。しかし柴田先生のエッセイも軽妙で面白い。文学+エッセイの美味しいとこどりをした作品集。 …続きを読む
    佐島楓
    2019年08月04日
    67人がナイス!しています
  • 「文学の中では人はやたらよくし死ぬし、トイレに行くシーンは現実よりぐっと少なくて恋愛やセックスは多分現実より多い。そう思うと食べるのは現実と同じくらいか、ちょい少ないくらいか」 で、小説の中の食にまつ 「文学の中では人はやたらよくし死ぬし、トイレに行くシーンは現実よりぐっと少なくて恋愛やセックスは多分現実より多い。そう思うと食べるのは現実と同じくらいか、ちょい少ないくらいか」 で、小説の中の食にまつわるシーンを集めたエッセイ。 いままでさほど意識してこなかった食にまつわるシーンをあらためてみてみる。 メルヴィルの『白鯨』から給食の鯨のから揚げの話になったりと面白い。 挿絵が素敵でどなたかと思ったら吉野朔実さんでした。 …続きを読む
    shikashika555
    2022年08月01日
    66人がナイス!しています

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