真説・外道の潮騒

真説・外道の潮騒

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年10月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
352
ISBN:
9784048738958

真説・外道の潮騒

  • 著者 町田 康
  • デザイン 石川絢士(the GARDEN)
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年10月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
352
ISBN:
9784048738958

実に恐るべきは長幼の序であるよなあ・・・。外道シリーズ、第2弾!

はるか年上の演出家、宗田さんに外国に行ってテレビに出演しろ、と言われ、そんなことをするのは嫌で仕方なかったのだけれども、無下に断るのも憚られ、話だけでも聞こう、と思ったことからすべては始まった・・・。 はるか年上の演出家、宗田さんに外国に行ってテレビに出演しろ、と言われ、そんなことをするのは嫌で仕方なかったのだけれども、無下に断るのも憚られ、話だけでも聞こう、と思ったことからすべては始まった・・・。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「真説・外道の潮騒」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 苦労して入った大学で勉強などせず、サークル活動もせず、講義も段々といかないようになり、誰とも話さなくなり、無人の市立図書館でグズグズと腐っていた、ズブズブな時期によく読みました。何といったら良いかこの 苦労して入った大学で勉強などせず、サークル活動もせず、講義も段々といかないようになり、誰とも話さなくなり、無人の市立図書館でグズグズと腐っていた、ズブズブな時期によく読みました。何といったら良いかこの作家・・、モラトリアムみたいなものと非常に親和性がありますね。ブコウスキーのドキュメンタリーを撮りにNYに赴いた一同が腐っていくのを打ち眺めながら、「ああ、こんな愚劣なものを読んでニチャニチャと薄ら笑っていてはいかんのだがなあ・・」、と寒く感じた当時の記憶がよみがえり、何とも言えん気持ちになりました。 …続きを読む
    kazi
    2020年06月24日
    19人がナイス!しています
  • ひさびさ身につまされる読書だった。熱湯的な火傷なのか、ドライアイス的な火傷なのか、とにもかくにも読んでしばらくヒリヒリしている。ウソとマコトの境目モヤンとした町田康の海外ドキュメンタリー撮影記、さなが ひさびさ身につまされる読書だった。熱湯的な火傷なのか、ドライアイス的な火傷なのか、とにもかくにも読んでしばらくヒリヒリしている。ウソとマコトの境目モヤンとした町田康の海外ドキュメンタリー撮影記、さながら地獄めぐりの様相。しかし、この本、個人的には非常にイタタタタである。片腹グサリである。というのは、末端であれ、ぼくはヒシャゴやチャルベら、いわばギョーカイの側のほうに居り、町田先生がたらふく抱えた腹立たしさもゴモットモと思いつつ、完成形をある程度見据えて撮影するというのもよぉく理解できるからなのです… …続きを読む
    nbhd
    2014年05月13日
    14人がナイス!しています
  • 延々と綴られる「あかんではないですか」。ああ…気が滅入るなぁ。 延々と綴られる「あかんではないですか」。ああ…気が滅入るなぁ。
    miroku
    2011年10月01日
    9人がナイス!しています

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