良寛 旅と人生 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年04月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
274
ISBN:
9784044072063
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良寛 旅と人生 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

  • 編者 松本 市壽
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年04月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
274
ISBN:
9784044072063

いま見直し学びたい、良寛の生き方。

子ども達と手まりで遊ぶお坊さんとして名高い良寛は、越後国出雲崎の名主の長男に生まれたが、わけあって22歳で出家の道を選んだ。生涯に残した七百余首の漢詩には人の生きる道がやさしく説かれ、千四百余首の和歌には生きる喜びと悲しみが大らかに歌い上げられている。江戸時代末期、貧しくとも心豊かに生きたユニークな禅僧の生涯をたどり、和歌漢詩を中心に特に親しまれてきた作品を解説した、良寛入門の決定版! 子ども達と手まりで遊ぶお坊さんとして名高い良寛は、越後国出雲崎の名主の長男に生まれたが、わけあって22歳で出家の道を選んだ。生涯に残した七百余首の漢詩には人の生きる道がやさしく説かれ、千四百余首の和歌には生きる喜びと悲しみが大らかに歌い上げられている。江戸時代末期、貧しくとも心豊かに生きたユニークな禅僧の生涯をたどり、和歌漢詩を中心に特に親しまれてきた作品を解説した、良寛入門の決定版!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

はじめに

良寛の生涯と詩歌
修行から帰郷へ
国上山の五合庵
乙子神社時代
晩年の島崎草庵

コラム
 枕詞・序詞
 掛詞
 歌枕
 良寛逸話1──酒もタバコも好き
 連作・連記
 旋頭歌・長歌
 良寛逸話2──便所を焼く
 良寛逸話3──死んだふり
 平仄・押韻
 良寛逸話4──嫌いなもの三つ
 三句切れ・倒置法
 良寛逸話5──万葉を読むべし
 外護者ご三家
 良寛逸話6──女装して盆踊り
 愛語
 戒語

付録
 参考図書──もっとくわしく勉強したい方に
 初句索引
 良寛略年譜

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「良寛 旅と人生 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

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    ころこ
    2022年12月16日
    40人がナイス!しています
  • 生まれは由緒ある立派な家柄でありながらトラブルに巻き込まれて家を出たところは鴨長明と似ている。放浪する事でインスピレーションが鋭くなっていくのだろうな。貞心尼とのやりとりが心温まる。良寛が他者に詩作を 生まれは由緒ある立派な家柄でありながらトラブルに巻き込まれて家を出たところは鴨長明と似ている。放浪する事でインスピレーションが鋭くなっていくのだろうな。貞心尼とのやりとりが心温まる。良寛が他者に詩作を与えるのはおまけのつもりだったのに好評になってどんどん周りから求められて本人が困惑しているのが面白かった。それだけ人柄も愛されたのだろう。「うらを見せおもてを見せて散るもみぢ」「形見とて何残すらむ春は花夏ほととぎす秋はもみぢ葉」 …続きを読む
    さばずし2487398
    2024年02月16日
    36人がナイス!しています
  • 「災難に逢う時節には災難に逢うがよく候」と言う言葉を残した良寛の良寛たる所以も、筆者の意図も見えない。初学者だからといって平易であれば与し易いわけもなく、理解の延長に親しみという経験が残るわけでもなく 「災難に逢う時節には災難に逢うがよく候」と言う言葉を残した良寛の良寛たる所以も、筆者の意図も見えない。初学者だからといって平易であれば与し易いわけもなく、理解の延長に親しみという経験が残るわけでもなく、そんな本書とは無縁の感想だけが浮かんでは消える。今さら良寛に無視できない何かがあるような気がして、例えば極度の不安や抑圧を通過した静けさ、切なさを瑞々しく含んだ温もりを期待していて、この手の共感を求める直感が本を紐解く面白さでもあり、途中で飽きる時節には飽きるがよく候とも思いつつ、別の文献をあたってみたい。 …続きを読む
    ねこさん
    2019年10月24日
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