そして私は一人になった

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年02月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041970140
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そして私は一人になった

  • 著者 山本 文緒
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年02月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041970140

あれほど結婚したかったのに、離婚してしまった。

「六月七日、一人で暮らすようになってからは、私は私の食べたいものしか作らなくなった。」夫と別れ、はじめて一人暮らしをはじめた著者が味わう解放感と不安。心の揺れをありのままに綴った日記文学。 「六月七日、一人で暮らすようになってからは、私は私の食べたいものしか作らなくなった。」夫と別れ、はじめて一人暮らしをはじめた著者が味わう解放感と不安。心の揺れをありのままに綴った日記文学。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「そして私は一人になった」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • Kindle Unlimited~著者が30代の時に書き連ねた日記をまとめた一冊。著者の職業遍歴や、作家になったきっかけ、作品へのこだわり、旅への思い入れ、とても興味深く読ませてもらいました。人との繋がりを短くても濃く Kindle Unlimited~著者が30代の時に書き連ねた日記をまとめた一冊。著者の職業遍歴や、作家になったきっかけ、作品へのこだわり、旅への思い入れ、とても興味深く読ませてもらいました。人との繋がりを短くても濃く、その瞬間を大切にする生き方は見習いたい。離婚されて一人暮らしをされていた時期の日記。もう一冊、著者がうつ病を患った時期の日記をまとめたものもあるみたいなので読んでみたい。 …続きを読む
    (*'ω' *)@k_s
    2021年04月23日
    63人がナイス!しています
  • 千秋楽を前に、曙が若乃花にかわず掛けで負けてしまいむっとする、平成8年33歳の文緒さま。 凪良ゆうさんの山本文緒さんを悼む(朝日夕刊)の一文、「山本さんはエッセイでも高い評価を得た作家だ」に深く深く頷きま 千秋楽を前に、曙が若乃花にかわず掛けで負けてしまいむっとする、平成8年33歳の文緒さま。 凪良ゆうさんの山本文緒さんを悼む(朝日夕刊)の一文、「山本さんはエッセイでも高い評価を得た作家だ」に深く深く頷きました。 さすが凪良さん、そのとおりです。文章のリズムがいい、どうしようもない状態なのに暗さを感じさせない、社会全体へのまなざしが鋭い。 インド旅行記が面白すぎて、泣いたり笑ったり寂しくなったり。 …続きを読む
    kei302
    2021年11月01日
    62人がナイス!しています
  • ゲラをファックスで送ったり、パソコンにおっかなびっくり触れてみたりと、時代を感じさせるエッセイ。 むなしさを感じていた著者が、作家業をこれこそ自分の生きる道と見いだすさまはドラマティックでありつつ、そ ゲラをファックスで送ったり、パソコンにおっかなびっくり触れてみたりと、時代を感じさせるエッセイ。 むなしさを感じていた著者が、作家業をこれこそ自分の生きる道と見いだすさまはドラマティックでありつつ、その後原稿に追われうつ気味になっていく姿が切ない。 …続きを読む
    おいしゃん
    2022年03月24日
    36人がナイス!しています

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