- 著者 甲田 学人
- イラスト 三日月 かける
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2007年03月10日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 280
- ISBN:
- 9784840237581
断章のグリムIV人魚姫・下
- 著者 甲田 学人
- イラスト 三日月 かける
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2007年03月10日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 280
- ISBN:
- 9784840237581
血の泡に浮かぶ人魚姫の幻影が、死の連鎖を誘う……。
神狩屋の婚約者の七回忌前夜、人魚姫の物語をなぞる惨劇は、蒼衣たちが訪れた海辺の町全体に広がっていく。そして、死の連鎖を誘う人魚姫の真相が明かされる時──。鬼才が贈る悪夢の幻想新奇譚、第四幕!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「断章のグリムIV人魚姫・下」感想・レビュー
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儚い命だったとしても人魚姫は幸せだった。志弦さんと鹿狩さんとの物語は(一方的な狂気に塗れていたとはいえ、)ある意味、純愛物語でしょう。最も遺書をあそこに隠すのは悪趣味だと言いますが・・・。そしてこのシ …続きを読む2021年06月16日57人がナイス!しています
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下巻。「人魚姫」というと人魚姫の悲しい結末に注目しがちですが人魚姫の父に焦点を当てるのは珍しい。周りの者全てを失う父親が一番の悲劇というのは納得と同時に感心しました。神狩屋の能力も人魚がモチーフなのは …続きを読む2015年01月16日55人がナイス!しています
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痛い、痛い・・・。いろんな意味で痛みを伴う作品でした。人魚姫の裏の世界を覗きこむような世界観で、童話のイメージが変わりそうでした。本当の意味で泡の呪縛に囚われていたのは誰だったのか・・・、落ちを知った …続きを読む2013年07月08日45人がナイス!しています