うつほ物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2007年06月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
322
ISBN:
9784043742035
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うつほ物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

  • 編者 室城 秀之
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2007年06月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
322
ISBN:
9784043742035

清少納言も紫式部も読んでいた、『うつほ物語』が手軽にわかる!

源氏物語に先行する壮大な長編物語。ある貴族の四代にわたる秘琴の伝授を主題とし、源氏・藤原氏両家の皇位継承をめぐる対立を絡めて語られる。異国の不思議な体験や琴の伝授にかかわる奇瑞などの浪漫的要素と、皇位継承や結婚に関する世俗的な話題を併せ持つ。絶世の美女への求婚譚、三奇人のエピソードも登場し、波瀾万丈の展開が楽しめる。膨大なため全体像が見えにくかった作品を初めてわかりやすく説いた古典入門書。 源氏物語に先行する壮大な長編物語。ある貴族の四代にわたる秘琴の伝授を主題とし、源氏・藤原氏両家の皇位継承をめぐる対立を絡めて語られる。異国の不思議な体験や琴の伝授にかかわる奇瑞などの浪漫的要素と、皇位継承や結婚に関する世俗的な話題を併せ持つ。絶世の美女への求婚譚、三奇人のエピソードも登場し、波瀾万丈の展開が楽しめる。膨大なため全体像が見えにくかった作品を初めてわかりやすく説いた古典入門書。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

はじめに

俊蔭
藤原の君
嵯峨の院
春日詣
吹上・上
祭の使
吹上・下
菊の宴
あて宮
内侍のかみ
沖つ白波
蔵開・上
蔵開・中
蔵開・下
国譲・上
国譲・中
国譲・下
楼の上・上
楼の上・下

後書き──解説に代えて

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「うつほ物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 発生が比較的古いのに、いろいろな要素が含まれていて、後発の作品との比較が面白くなりそう。 発生が比較的古いのに、いろいろな要素が含まれていて、後発の作品との比較が面白くなりそう。
    佐島楓
    2016年04月05日
    51人がナイス!しています
  • 『竹取物語』の伝奇要素が垣間見られ、『源氏物語』に先行して平安中期に著された最古の長編物語と云う『うつほ物語』。本書は角川ソフィア文庫ービギナーズクラシックス版。訳文・原文・解説という体裁。異国に渡り不思議な体験 『竹取物語』の伝奇要素が垣間見られ、『源氏物語』に先行して平安中期に著された最古の長編物語と云う『うつほ物語』。本書は角川ソフィア文庫ービギナーズクラシックス版。訳文・原文・解説という体裁。異国に渡り不思議な体験と共に持ち帰った琴に纏わる物語。皇位継承・婚礼等の世俗的出来事や絶世の美女への求婚譚、三奇人の話等を織り込みつつ、琴と奏法が子孫に秘密裏に伝承されていく。抄訳の域を出ないが『うつほ物語』全体のストーリーを把握することができ、取っ付き易く、まさにビギナーズクラシックスそのものだった。 …続きを読む
    Gotoran
    2017年12月17日
    47人がナイス!しています
  • 〈日本の古典を読む第三回〉のイベントより。「うつほ物語」ずっと読みたかった古典です♪日本最古の長編物語なので作者未詳。現代口語訳も少ない。本書にも全てが書かれてないのが惜しい。読んでいると「源氏物語」 〈日本の古典を読む第三回〉のイベントより。「うつほ物語」ずっと読みたかった古典です♪日本最古の長編物語なので作者未詳。現代口語訳も少ない。本書にも全てが書かれてないのが惜しい。読んでいると「源氏物語」に似ている部分が多い。構成的には付け足しり、後で思いついたのかもしれません。[あて宮の求婚譚]は必要? [琴の物語]で読むととてもファンタジックで面白かった♪ …続きを読む
    ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪
    2017年03月09日
    45人がナイス!しています

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