- 著者 井原 西鶴
- 訳注 谷脇 理史
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2008年06月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784044082017
新版 好色五人女 現代語訳付き
- 著者 井原 西鶴
- 訳注 谷脇 理史
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2008年06月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784044082017
運命に翻弄されても最期は自分の意思で生きた潔い五人の女たち――。
愛しい清十郎との駆け落ちもつかの間、捕らわれ引き離されたお夏。幸せな夫婦生活から一転、ふとしたきっかけで自ら命を絶ったおせん。手代茂右衛門との不義の果て、揃って潔い最期を遂げたおさん。恋しい吉三郎会いたさに放火の罪で火あぶりとなったお七。振り向いてくれない男のために男装してまで追いかけたおまん。運命に翻弄されても最期は自分の意思で生きた潔い女たち。涙あり、笑いあり、美少年ありの西鶴傑作短編集。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
凡例
巻一 姿姫路清十郎物語
恋は闇夜を昼の国
◆現代語訳
◇校注本文
くけ帯よりあらわるる文
◆現代語訳
◇校注本文
太鼓に寄る獅子舞
◆現代語訳
◇校注本文
状箱は宿に置いて来た男
◆現代語訳
◇校注本文
命のうちの七百両の金
◆現代語訳
◇校注本文
巻二 情けを入れし樽屋物語
恋に泣き輪の井戸替え
◆現代語訳
◇校注本文
踊りはくずれ桶夜更けて化物
◆現代語訳
◇校注本文
京の水もらさぬ中忍びて合釘
◆現代語訳
◇校注本文
こけらは胸の焼付け新世帯
◆現代語訳
◇校注本文
木屑の杉楊枝一寸先の命
◆現代語訳
◇校注本文
巻三 中段に見る暦屋物語
姿の関守
◆現代語訳
◇校注本文
してやられた枕の夢
◆現代語訳
◇校注本文
人をはめたる湖
◆現代語訳
◇校注本文
小判知らぬ休み茶屋
◆現代語訳
◇校注本文
身の上の立聞き
◆現代語訳
◇校注本文
巻四 恋草からげし八百屋物語
大節季は思いの闇
◆現代語訳
◇校注本文
虫出しの神鳴も褌かきたる君様
◆現代語訳
◇校注本文
雪の夜の情け宿
◆現代語訳
◇校注本文
世に見おさめの桜
◆現代語訳
◇校注本文
様子あっての俄坊主
◆現代語訳
◇校注本文
巻五 恋の山源五兵衛物語
連れ吹きの笛竹息の哀れや
◆現代語訳
◇校注本文
もろきは命の鳥さし
◆現代語訳
◇校注本文
衆道は両の手に散る花
◆現代語訳
◇校注本文
情けはあちらこちらの違い
◆現代語訳
◇校注本文
金銀も持ちあまって迷惑
◆現代語訳
◇校注本文
解説
巻一 姿姫路清十郎物語
恋は闇夜を昼の国
◆現代語訳
◇校注本文
くけ帯よりあらわるる文
◆現代語訳
◇校注本文
太鼓に寄る獅子舞
◆現代語訳
◇校注本文
状箱は宿に置いて来た男
◆現代語訳
◇校注本文
命のうちの七百両の金
◆現代語訳
◇校注本文
巻二 情けを入れし樽屋物語
恋に泣き輪の井戸替え
◆現代語訳
◇校注本文
踊りはくずれ桶夜更けて化物
◆現代語訳
◇校注本文
京の水もらさぬ中忍びて合釘
◆現代語訳
◇校注本文
こけらは胸の焼付け新世帯
◆現代語訳
◇校注本文
木屑の杉楊枝一寸先の命
◆現代語訳
◇校注本文
巻三 中段に見る暦屋物語
姿の関守
◆現代語訳
◇校注本文
してやられた枕の夢
◆現代語訳
◇校注本文
人をはめたる湖
◆現代語訳
◇校注本文
小判知らぬ休み茶屋
◆現代語訳
◇校注本文
身の上の立聞き
◆現代語訳
◇校注本文
巻四 恋草からげし八百屋物語
大節季は思いの闇
◆現代語訳
◇校注本文
虫出しの神鳴も褌かきたる君様
◆現代語訳
◇校注本文
雪の夜の情け宿
◆現代語訳
◇校注本文
世に見おさめの桜
◆現代語訳
◇校注本文
様子あっての俄坊主
◆現代語訳
◇校注本文
巻五 恋の山源五兵衛物語
連れ吹きの笛竹息の哀れや
◆現代語訳
◇校注本文
もろきは命の鳥さし
◆現代語訳
◇校注本文
衆道は両の手に散る花
◆現代語訳
◇校注本文
情けはあちらこちらの違い
◆現代語訳
◇校注本文
金銀も持ちあまって迷惑
◆現代語訳
◇校注本文
解説
「新版 好色五人女 現代語訳付き」感想・レビュー
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著者・井原西鶴は江戸時代の戯作者であり、俳人としても知られている。代表作に”好色一代男”が挙げられるが、本作”好色五人女”も彼の代表作と挙げてもよいだろう。これらの作品は”浮世草子”と言われ、前期近世文学の …続きを読む2017年01月23日297人がナイス!しています
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八百屋お七に興味を持って、年末からボチボチ読み進めていたのですが、最終話の衆道の話が意外に面白く、帰省帰りの電車で読み切ってしまいました。気づけば年始一冊目やん。。。現代語付きですが、西鶴の原文も注釈 …続きを読む2022年01月04日53人がナイス!しています
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江戸時代の町人の世界がかいまみえる作品です。悲哀を感じる話や滑稽な話があり一つ一つが読みごたえがありました。「源五兵衛物語」が良かったです。2023年11月20日26人がナイス!しています