男たちの晩節

男たちの晩節

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

購入する
試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2007年01月25日
判型:
文庫判
ページ数:
304
ISBN:
9784041227596
label

男たちの晩節

  • 著者 松本 清張
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2007年01月25日
判型:
文庫判
ページ数:
304
ISBN:
9784041227596

昭和30年代の日本の風景が立ち上る清張文学の粒より短編集。

昭和30年代短編集(1)。ある日を境に男たちが引き起こす生々しい事件。「いきものの殻」「筆写」「遺墨」「延命の負債」「空白の意匠」「背広服の変死者」「駅路」の計7編。「背広服の変死者」は初文庫化。 昭和30年代短編集(1)。ある日を境に男たちが引き起こす生々しい事件。「いきものの殻」「筆写」「遺墨」「延命の負債」「空白の意匠」「背広服の変死者」「駅路」の計7編。「背広服の変死者」は初文庫化。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「男たちの晩節」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 松本清張の書く主人公は、1:アグレッシブな男、2:薄幸の女性、3:くたびれたオッサン。…大半がこのいずれかだと思うのですが、この作品集は、3番目に絞りこんでます。くたびれたオッサン大集合です。個人的ベ 松本清張の書く主人公は、1:アグレッシブな男、2:薄幸の女性、3:くたびれたオッサン。…大半がこのいずれかだと思うのですが、この作品集は、3番目に絞りこんでます。くたびれたオッサン大集合です。個人的ベストは新潮文庫の短編集にも入ってる「空白の意匠」と「筆写」ですね。「空白の意匠」は主人公が気が弱すぎるとはいえ、サラリーマン社会がイヤになること請けあいです。「筆写」はいいですね。じいさんが最後に見せる意地にタメイキがでます。 …続きを読む
    北風
    2015年03月25日
    35人がナイス!しています
  • 昭和中期の匂い漂う、清張の短編集。テーマは男たちの人生の晩節だ。歳が歳だけに、感慨深い…。清張作品、読メでジャスト50冊! 昭和中期の匂い漂う、清張の短編集。テーマは男たちの人生の晩節だ。歳が歳だけに、感慨深い…。清張作品、読メでジャスト50冊!
    雲國斎
    2018年06月23日
    24人がナイス!しています
  • 時代感がありながらも、令和の今でも起こりうる話です。老いても達観しないのは人間の性なのかなとも思います。「いきものの殻」が良かったです。 時代感がありながらも、令和の今でも起こりうる話です。老いても達観しないのは人間の性なのかなとも思います。「いきものの殻」が良かったです。
    金吾
    2025年05月13日
    21人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品