地名の社会学

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年04月10日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
264
ISBN:
9784047034242
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地名の社会学

  • 著者 今尾 恵介
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年04月10日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
264
ISBN:
9784047034242

こうして地名・駅名はつくられる!

地名はどのように誕生し、消滅した地名はどんな歴史を秘めているのか。ある時はバス停や駅名に、ある時は地図の中にその痕跡をみつけながら、過去と現在を結ぶ糸として私たちとともにある地名の魅力に迫る。

〈目次〉

第一章 地名はどのように誕生したか
    一 自然地名──地形・土壌・植生などの特色に注目して命名
    二 人間の活動にちなむ地名
    コラム(1)──地名の上下は「京都中心」ではない?
    三 商業にまつわる地名
    四 農業・鉱工業の地名

第二章 地名の現場を訪ねて
    一 点→線→面と拡大した東京の「橋地名」
    二 武蔵野台地のクボ地名
    三 東京の消えた地名をバス停に訪ねる

第三章 地名の階層
    一 住所で見る地名の階層
    二 地番と住居表示
    コラム(2)──地形図にも載っている通称地名!

第四章 市町村名の由来
    一 市町村の名前をどうするか──古くて新しい難問
    二 自治体名将のパターン

第五章 駅名を分析する
    一 駅名はどうなっているか
    コラム(3)──命名権ビジネスは地名にまで及ぶのか?
    二 駅名を分類する

第六章 地名崩壊の時代を迎えて
    一 「地名の使い捨て」を考える
    二 国語・漢字のあり方と地名
    三 地方ごとに多様な地名のあり方
    四 ひらがな・カタカナと流行地名
    五 これからの地名はどうあるべきか

主要参考文献一覧

あとがき
地名はどのように誕生し、消滅した地名はどんな歴史を秘めているのか。ある時はバス停や駅名に、ある時は地図の中にその痕跡をみつけながら、過去と現在を結ぶ糸として私たちとともにある地名の魅力に迫る。

〈目次〉

第一章 地名はどのように誕生したか
    一 自然地名──地形・土壌・植生などの特色に注目して命名
    二 人間の活動にちなむ地名
    コラム(1)──地名の上下は「京都中心」ではない?
    三 商業にまつわる地名
    四 農業・鉱工業の地名

第二章 地名の現場を訪ねて
    一 点→線→面と拡大した東京の「橋地名」
    二 武蔵野台地のクボ地名
    三 東京の消えた地名をバス停に訪ねる

第三章 地名の階層
    一 住所で見る地名の階層
    二 地番と住居表示
    コラム(2)──地形図にも載っている通称地名!

第四章 市町村名の由来
    一 市町村の名前をどうするか──古くて新しい難問
    二 自治体名将のパターン

第五章 駅名を分析する
    一 駅名はどうなっているか
    コラム(3)──命名権ビジネスは地名にまで及ぶのか?
    二 駅名を分類する

第六章 地名崩壊の時代を迎えて
    一 「地名の使い捨て」を考える
    二 国語・漢字のあり方と地名
    三 地方ごとに多様な地名のあり方
    四 ひらがな・カタカナと流行地名
    五 これからの地名はどうあるべきか

主要参考文献一覧

あとがき

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「地名の社会学」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 地形や人の営みによる付けられる地名、駅名はやはり興味深いです。如何に住民に愛着があっても数十年に一度は変えられてしまう無常の世界なのも分かりました。歴史的な地名の消失問題を最後に触れていますが、社会や 地形や人の営みによる付けられる地名、駅名はやはり興味深いです。如何に住民に愛着があっても数十年に一度は変えられてしまう無常の世界なのも分かりました。歴史的な地名の消失問題を最後に触れていますが、社会や制度の管理、維持という観点では致し方ない面もあるとは思いました。今の時代ならデータ処理技術で解決も可能なようにも見受けられます。日本の官僚じゃ難しいかもしれませんけど。ただ多様性が叫ばれる現在ではそろそろ潮目も変わりそうな気もします。それと人間は幸せになるために進化したわけではないという言葉を思い出しました。 …続きを読む
    ぷるぷる
    2022年08月07日
    3人がナイス!しています
  • 赤羽、半家、四日市など馴染みやすいところから始めて地名のウンチクを語る。指摘通りバス停には古い地名がたくさん残っているね。また新地名にセンスないところが多いことを再認識。 赤羽、半家、四日市など馴染みやすいところから始めて地名のウンチクを語る。指摘通りバス停には古い地名がたくさん残っているね。また新地名にセンスないところが多いことを再認識。
    Hiroki Nishizumi
    2015年02月09日
    3人がナイス!しています
  • 地名の由来、分類、歴史、平成の大合併による創作地名批判、行政による地名の抹殺や消えかけている地名探しなど、ごった煮だが相変わらず面白い。私が住んでいる地域でも住所表記が施行されて古い町名や村名を意識す 地名の由来、分類、歴史、平成の大合併による創作地名批判、行政による地名の抹殺や消えかけている地名探しなど、ごった煮だが相変わらず面白い。私が住んでいる地域でも住所表記が施行されて古い町名や村名を意識する機会が少なくなっていて、住民も郷土への愛着を持ちにくくなっていることを実感する。「中央」ではなかなか「私の町」意識が育たないのではないか。この本には住民によって地名が維持されたり、行政によって地名が復活した事例も記されている。全国的に地名を大事にする流れが起きると好ましい。 …続きを読む
    金監禾重
    2018年01月14日
    1人がナイス!しています

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