- 著者 桜庭 一樹
- デザイン 鈴木成一デザイン室
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2006年06月30日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 280
- ISBN:
- 9784048737005
少女七竈と七人の可愛そうな大人
- 著者 桜庭 一樹
- デザイン 鈴木成一デザイン室
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2006年06月30日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 280
- ISBN:
- 9784048737005
わたし、川村七竈十七歳はたいへん遺憾ながら、美しく生まれてしまった――
鉄道を愛し、孤高に生きる七竈。淫乱な母は、すぐに新しい恋におちて旅に出る。親友の雪風との静かで完成された世界。だが可愛そうな大人たちの騒ぎはだんだんと七竈を巻き込んで――。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「少女七竈と七人の可愛そうな大人」感想・レビュー
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桜庭さんは結局こういう小説が一番合ってる。残念な事に。いや、まだ4作目だからどうなるか分からないけれど。「赤朽葉家の伝説」とか面白そうだしな~ミステリで。女性の泥臭い所の心理描写が上手。でも正直なとこ …続きを読む2012年01月09日145人がナイス!しています
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「たいへん遺憾ながらも美しく育ってしまった私。」独特な語り口の、望まぬ呪われた美を持つ17歳の少女・七竈(ななかまど)。そんな彼女と、道が交わる事はあっても決して重なって進むことの出来ない人々の物語。 …続きを読む2010年04月30日143人がナイス!しています
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「わたし川村七竈は、たいへん遺憾ながら美しく生まれてしまった」って、言ってみたいセリフだけど、美しく生まれついてしまったが故の生きにくさもあるな、と思う。母親が7人の男と関係したことの呪いのように、美 …続きを読む2012年09月01日114人がナイス!しています
著者紹介
桜庭 一樹(さくらば・かずき)
2000年デビュー。04年『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』が、ジャンルを超えて高い評価を受ける。07年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞、08年『私の男』で直木賞を受賞。『GOSICK-ゴシック-』シリーズは人気を博し、長篇8巻短篇集4巻が刊行、アニメ化された。続刊として『GOSICK RED』『GOSICK BLUE』『GOSICK PINK』も刊行中。他の著書に『道徳という名の少年』『推定少女』『赤×ピンク』『ほんとうの花を見せにきた』『このたびはとんだことで 桜庭一樹奇譚集』『少女七竈と七人の可愛そうな大人』『無花果とムーン』など。