- 著者 馳 星周
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2008年03月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 560
- ISBN:
- 9784043442065
虚の王
- 著者 馳 星周
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2008年03月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 560
- ISBN:
- 9784043442065
十代の心の闇を描き出す傑作ノワール。
兄貴分の命令で、高校生がつくった売春組織の存在を探っていた覚醒剤の売人・新田隆弘。組織を仕切る渡辺栄司は色白の優男。だが隆弘が栄司の異質な狂気に触れたとき、破滅への扉が開かれた――。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「虚の王」感想・レビュー
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破滅していく男の姿を描いた暗黒小説。過去に名を馳せた暴走族上がりの主人公は、ヤクザに頭を押させつけられてうだつの上がらない日々。少女売春組の略奪を指示を受け、それを束ねる男子高校生に接近します。物語は …続きを読む2023年04月08日64人がナイス!しています
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初期の馳作品。登場人物はろくでもない奴らばかり。狂った奴らばかり。「だったら、殺しちゃえばいいじゃない」。次から次へと繰り返される暴力!狂気!まともな人間は一人も出てこない。そしてどんどん破滅に向って …続きを読む2019年12月24日57人がナイス!しています
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なんで人を殺してはいけないの?ダメなものはダメ。なんで?納得出来る答えがないよ。なんで我慢しなきゃいけないの?邪魔だったら殺しちゃえばいいじゃん。答えを示しても全く通じない。ただ虚しいだけ。殺戮の場面 …続きを読む2021年04月13日56人がナイス!しています