しにがみのバラッド。(6)

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2005年05月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
248
ISBN:
9784840230421
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しにがみのバラッド。(6)

  • 著者 ハセガワ ケイスケ
  • イラスト 七草
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2005年05月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
248
ISBN:
9784840230421

白い死神と黒猫の哀しくてやさしい物語、第6弾!

 ――来たれ、白き花よ。永久に枯れぬ花よ。それはまるで、真っ白い花のよう――。
 白い少女が振り返ると其処は、灰色の街でした。迷い人の園。虚無と現実の果て。少女を呼ぶ声。白い花を呼ぶ音。――来たれ、白き花よ。永久に枯れぬ花よ。――見付けておくれ。――この、散りゆく花の音を。そして白い少女は扉を開き、枯れ逝く花の声を聴いたのです。これは、白い死神と黒猫の哀しくてやさしい物語。
 ――来たれ、白き花よ。永久に枯れぬ花よ。それはまるで、真っ白い花のよう――。
 白い少女が振り返ると其処は、灰色の街でした。迷い人の園。虚無と現実の果て。少女を呼ぶ声。白い花を呼ぶ音。――来たれ、白き花よ。永久に枯れぬ花よ。――見付けておくれ。――この、散りゆく花の音を。そして白い少女は扉を開き、枯れ逝く花の声を聴いたのです。これは、白い死神と黒猫の哀しくてやさしい物語。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「しにがみのバラッド。(6)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 今回も今までとは違ったテイストの話。今まではどの話も切ないけどあたたかくて綺麗な話でしたが6巻は暗く後味悪めの話ばかりで読んでいてコレジャナイ感がしました。正直この作品にそういった暗さを求めてないしそ 今回も今までとは違ったテイストの話。今まではどの話も切ないけどあたたかくて綺麗な話でしたが6巻は暗く後味悪めの話ばかりで読んでいてコレジャナイ感がしました。正直この作品にそういった暗さを求めてないしそう来るとは思ってなかったので読むのがしんどかった。また話一つ一つが薄っぺらく、携帯小説みたいな安い話にしか感じられなかった。シリアス要素のある話とこの文体は合ってないです。 …続きを読む
    まりも
    2014年12月16日
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  • 読み終わっても救われないような、暗いお話がやけに多め。なんだかしんみりしちゃった。モモともいつか離れるときが来るのかな。切ない。悲しい。 読み終わっても救われないような、暗いお話がやけに多め。なんだかしんみりしちゃった。モモともいつか離れるときが来るのかな。切ない。悲しい。
    彩灯尋
    2022年05月19日
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  • *―来たれ、白き花よ。永久に枯れぬ花よ。それはまるで、真っ白い花のよう―。白い少女が振り返ると其処は、灰色の街でした。迷い人の園。虚無と現実の果て。少女を呼ぶ声。白い花を呼ぶ音。―来たれ、白き花よ。永久に *―来たれ、白き花よ。永久に枯れぬ花よ。それはまるで、真っ白い花のよう―。白い少女が振り返ると其処は、灰色の街でした。迷い人の園。虚無と現実の果て。少女を呼ぶ声。白い花を呼ぶ音。―来たれ、白き花よ。永久に枯れぬ花よ。―見付けておくれ。―この、散りゆく花の音を。そして白い少女は扉を開き、枯れ逝く花の声を聴いたのです。 …続きを読む
    ソラ
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