しにがみのバラッド。(5)

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2004年08月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
344
ISBN:
9784840227568
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しにがみのバラッド。(5)

  • 著者 ハセガワ ケイスケ
  • イラスト 七草
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2004年08月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
344
ISBN:
9784840227568

永久の花よ、来たれ――。これは、白い死神の哀しくてやさしい物語。

 永久の花よ、来たれ――。
「――――?」
 名前を呼ばれた気がして、白い少女は振り返りました。しかし、そこに求める姿はありませんでした。そこにはただ空があり、何処からか風に飛ばされてやってきた淡い白い花びらが一枚、目の前を通り過ぎるだけでした。少女は大きな瞳でその花びらの行方を追います。風に舞って、ゆらりゆらり宙をたゆたう。風に乗って、ふわりふわり遠くまで。名前を呼ばれた気がしたのです。少女を、よく知る声が――。これは、白い死神の哀しくてやさしい物語。
 永久の花よ、来たれ――。
「――――?」
 名前を呼ばれた気がして、白い少女は振り返りました。しかし、そこに求める姿はありませんでした。そこにはただ空があり、何処からか風に飛ばされてやってきた淡い白い花びらが一枚、目の前を通り過ぎるだけでした。少女は大きな瞳でその花びらの行方を追います。風に舞って、ゆらりゆらり宙をたゆたう。風に乗って、ふわりふわり遠くまで。名前を呼ばれた気がしたのです。少女を、よく知る声が――。これは、白い死神の哀しくてやさしい物語。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「しにがみのバラッド。(5)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 今回はいつもと違いファンタジー色の出た不思議な話。どの話もいつも通りな感じですがファンタジーが入るだけでなんか新鮮に感じますね。特に「スイカと星の種子」が良かった。ただ「しにがみのうた」はいつも通りの 今回はいつもと違いファンタジー色の出た不思議な話。どの話もいつも通りな感じですがファンタジーが入るだけでなんか新鮮に感じますね。特に「スイカと星の種子」が良かった。ただ「しにがみのうた」はいつも通りのふわふわした感じで進むせいで今一引き込まれなかった。もう少しページ数を使ってキャラ一人一人の掘り下げをした方が良かった気がします。物語自体は進展してないようなもんだけど今後どうなるんだろうか。 …続きを読む
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