- 著者 上遠野 浩平
- イラスト 緒方 剛志
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2004年04月10日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 360
- ISBN:
- 9784840226394
機械仕掛けの蛇奇使い
- 著者 上遠野 浩平
- イラスト 緒方 剛志
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2004年04月10日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 360
- ISBN:
- 9784840226394
どんなに絶体絶命で、どんなに絶望的でも――抜け道はある。
十七歳の僕は皇帝。でも自分が偉いという気は全然しない。綺麗で優しい婚約者のユイ姫ともぎくしゃくする毎日。伝統と義務ばかりが重たく、自分がしたいことも見つからない……そんな僕が憧れるのは、かつて全世界を相手に戦ったという美しき性別不明の戦鬼ルルド・バイパーだった。だがその子供っぽい憧れが、やがてこの世のすべてを揺るがす混乱に発展しようとは――詠韻文明と呼ばれる奇妙な物理法則に支配される幻想の世界に滅亡と崩壊の陥穽(あな)が開くとき、若き皇帝は決断を迫られる……絢爛たる魔人と、容赦なき機械と、揺れ動く少年少女の心が毒蛇の如く絡み合う、これは無為無策(でたらめ)な夢物語の顛末――。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「機械仕掛けの蛇奇使い」感想・レビュー
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上遠野作品の中で一番遠い(時間軸的に)物語。ここでも水乃星さんがチラリと出てきたりとしっかり他作品とリンクさせたりしている。こちらは確か「ジャイロ・サイブレーター」(ナイトウォッチシリーズ参照)でシミ …続きを読む2013年11月22日9人がナイス!しています