- 著者 上遠野 浩平
- イラスト 緒方 剛志
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2003年08月10日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 360
- ISBN:
- 9784840224307
ビートのディシプリン SIDE2 ブギーポップ
- 著者 上遠野 浩平
- イラスト 緒方 剛志
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2003年08月10日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 360
- ISBN:
- 9784840224307
過酷な試練が、遂に“黒帽子の死神”を呼ぶ――
あなたは“とりかえしのつかないこと”というのがどういうものだか知っているかしら。
私はザ・ミンサー。私と、懐かしい友だちのピート・ビートは“それ”と出逢ってしまった。その絶体絶命の危機に、ビートは、そして私はどんな選択をすれば良かったのかしら――
天涯孤独になり、統和機構からも狙われる身となった合成人間ビートは強敵バーゲン・ワーゲンとの激闘の中、過去の断片を思い出す。かつて彼が経験した別離、そしてそこで彼が出逢った黒帽子が見せたものは、はたして――現在と過去、ふたつの事象が交錯する過酷な試練(ディシプリン)の第二章は、霧の中に血の匂いが幽かに漂い、消えゆく追憶と爆炎の死闘がすれ違う――
私はザ・ミンサー。私と、懐かしい友だちのピート・ビートは“それ”と出逢ってしまった。その絶体絶命の危機に、ビートは、そして私はどんな選択をすれば良かったのかしら――
天涯孤独になり、統和機構からも狙われる身となった合成人間ビートは強敵バーゲン・ワーゲンとの激闘の中、過去の断片を思い出す。かつて彼が経験した別離、そしてそこで彼が出逢った黒帽子が見せたものは、はたして――現在と過去、ふたつの事象が交錯する過酷な試練(ディシプリン)の第二章は、霧の中に血の匂いが幽かに漂い、消えゆく追憶と爆炎の死闘がすれ違う――
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「ビートのディシプリン SIDE2 ブギーポップ」感想・レビュー
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再読。2巻は朝子と別れたビートの逃避行と彼の初任務が交互に描かれる。良い巻だ。現在はダイヤモンズから来たジィド(パールへの片思いに苦笑い)と共闘し、危機を掻い潜っていく様が熱い。そして過去。師匠モ・マー …続きを読む2018年12月13日31人がナイス!しています
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上遠野作品の今と過去を上手につなげているなと思える。特に統和機構絡みを上手に繋げているのは素晴らしい。ダイヤモンズという反統和機構勢力との邂逅、そして過去の思い出。死神から「世界の敵にはなれない」と言 …続きを読む2013年05月13日14人がナイス!しています
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人生というのは過去と未来をつないでいく作業。しかし、人生をあらかじめ決められて生まれる合成人間たちには過去がない。統和機構に造られた現在があるだけで、だから未来もない。過去、現在、未来の三つの要素の中 …続きを読む2016年05月11日9人がナイス!しています