- 著者 灰谷 健次郎
- イラスト 坪谷 令子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2003年12月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 416
- ISBN:
- 9784043520336
風の耳たぶ
- 著者 灰谷 健次郎
- イラスト 坪谷 令子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2003年12月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 416
- ISBN:
- 9784043520336
ハルちゃんは、わしに惚れておったか・・・?
海岸沿いのバス停に降り立ったのは、老夫婦だった。日本画の大家・藤三と長年連れそう妻ハルは死に行く旅に出た。灰谷健次郎が描ききった明るくさわやかな「老いの文学」の最先端。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「風の耳たぶ」感想・レビュー
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灰谷作品初読み80代の夫と70代の妻。会話は繰り言ではなく、しりとりのようにどんどん先に繋がっていく。友との再会は、その人達の人生が走馬灯のように流れ、そして現代とも交錯する。昔も今も生まれた時は誰しも無 …続きを読む2017年01月11日67人がナイス!しています
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読み進めるほど味わいが生まれる作品。始めは説教くさいかなと思って読んでいましたが、だんだん染み渡っていく感じでした。ハルさんがいいです。2020年10月19日30人がナイス!しています
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‥終末を迎えるまでに至っても、互いを尊重し合う気持ちは出逢った時から変わらない。。これ以上素敵な事はないですね(*´ー`*)2019年03月16日26人がナイス!しています