BLOOD THE LAST VAMPIRE 獣たちの夜

BLOOD THE LAST VAMPIRE 獣たちの夜

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2002年07月10日
判型:
文庫判
ページ数:
322
ISBN:
9784043666010
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BLOOD THE LAST VAMPIRE 獣たちの夜

  • 著者 押井 守
  • 口絵イラスト 寺田 克也
  • カバーデザイン 田島 照久
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2002年07月10日
判型:
文庫判
ページ数:
322
ISBN:
9784043666010

学生運動の時代を舞台に、押井守監督が描く人間と吸血鬼の死闘!!

1969年夏。デモに参加し、機動隊に追われた高校生零は路地裏で殺人現場を目撃する。日本刀で何者かを惨殺した犯人は、あどけないセーラー服姿の少女だった。その日から零の回りで不審な出来事が相次いで起こる… 1969年夏。デモに参加し、機動隊に追われた高校生零は路地裏で殺人現場を目撃する。日本刀で何者かを惨殺した犯人は、あどけないセーラー服姿の少女だった。その日から零の回りで不審な出来事が相次いで起こる…

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「BLOOD THE LAST VAMPIRE 獣たちの夜」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • とんでもなく、押井節がフルスロットル。これは、1960年代、かの時代からの贈り物。その時代も好きだし、知識の詰め込み具合がハンパない、これって娯楽小説じゃないんじゃないかと思わせる押井節も大好きな私には、 とんでもなく、押井節がフルスロットル。これは、1960年代、かの時代からの贈り物。その時代も好きだし、知識の詰め込み具合がハンパない、これって娯楽小説じゃないんじゃないかと思わせる押井節も大好きな私には、十分に楽しめる作品であった。この知識の深さには驚かされる一方、興味がない人には徹底的にキツイ作品であることも間違いないだろう。押井監督の映像化作品を見て安易に手を出すのは控えた方がいい。 …続きを読む
    とくけんちょ
    2019年03月13日
    39人がナイス!しています
  • 押井守の文章ってある意味読みづらい。きっとそれはセリフとして聞けばスッと入ってきそうなうんちくが字面になると途端に入ってこなくなるから。でも、押井守のアニメ作品が作られない昨今。このウンチクがたまらん 押井守の文章ってある意味読みづらい。きっとそれはセリフとして聞けばスッと入ってきそうなうんちくが字面になると途端に入ってこなくなるから。でも、押井守のアニメ作品が作られない昨今。このウンチクがたまらん訳です。そして小夜というこのシリーズの主人公にして本書の表紙を飾る彼女はほぼ出てこず取り巻きが延々とあ~だこ~だ語る感じ。視点をずらして本筋を語ろうとする押井節、やっぱ良いなぁ。焼肉屋と屋敷での長ゼリフとか舞台でやれば映えそう(客は退屈しそう)。久々に押井成分摂取しましたがやはり良い! …続きを読む
    神太郎
    2025年06月25日
    28人がナイス!しています
  • 押井節炸裂! これは、ブラッド ラストバンパイアの原作本ではない。まったくの別物語である。舞台は学生運動盛んな60年代。この時代の雰囲気を見事なまでに再現していると山田氏が巻末で絶賛しているが、その時代を 押井節炸裂! これは、ブラッド ラストバンパイアの原作本ではない。まったくの別物語である。舞台は学生運動盛んな60年代。この時代の雰囲気を見事なまでに再現していると山田氏が巻末で絶賛しているが、その時代を知らない自分からしてみても、これは生き生きとしていてとてもリアルに感じられた。学生運動に勤しむ彼ら高校生たちの口癖である「ボナパルな!」には、笑わされた。今すぐにでも使いたいフレーズ。内容は、とにかく後藤田を初めとする登場人物が語る語る。とにかく食い散らかしながら、なんページにはわたって語り続ける。これを …続きを読む
    ブナ太郎
    2012年10月29日
    6人がナイス!しています

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