13のエロチカ

13のエロチカ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2003年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041932087
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13のエロチカ

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2003年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041932087

解き放たれる、私の肉体

空港で、更衣室で、金木犀の茂みの中で。性の歓びが光る波となって、私を陶酔の海へと導いてゆく……未知の扉の向こうに、新しい自分を発見する13の物語。直木賞作家の新境地となる、傑作官能小説集。 空港で、更衣室で、金木犀の茂みの中で。性の歓びが光る波となって、私を陶酔の海へと導いてゆく……未知の扉の向こうに、新しい自分を発見する13の物語。直木賞作家の新境地となる、傑作官能小説集。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「13のエロチカ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 何に、あるいはどのようなシチュエーションにエロティシズムを感じるかは、きわめて個的なフェティッシュだ。ここには坂東眞砂子さんの13篇の性的妄想が開陳されている。これらに共通する特質は、冒頭に置かれた「世 何に、あるいはどのようなシチュエーションにエロティシズムを感じるかは、きわめて個的なフェティッシュだ。ここには坂東眞砂子さんの13篇の性的妄想が開陳されている。これらに共通する特質は、冒頭に置かれた「世界の真ん中」だけではなく、すべての掌編が女性によるオナニズムが基軸になっていることだ。したがって、その相手は列車の中での行きずりの男であってもかまわないことになる。私の目からは、それらの物語は何だか即物的なようにさえ見える。つまり、オナニズムとして自立しているがゆえに、男女相互の情愛が欠落しているのである。 …続きを読む
    ヴェネツィア
    2019年01月30日
    334人がナイス!しています
  • ものすごく時間を空けて読了。 自分の価値観とはかなり合わない話も多かったです。 こんな世界も誰かの中にあるのかなって思いながら読んでいました。 ものすごく時間を空けて読了。 自分の価値観とはかなり合わない話も多かったです。 こんな世界も誰かの中にあるのかなって思いながら読んでいました。
    ひかはる
    2020年11月26日
    25人がナイス!しています
  • 坂東眞砂子さんの本は瓜子姫の艶文、死国に続いて三冊目です。前二作に比べてストレートな官能小説、という印象ですが、女性目線のまとわりつくようなエロスは一種恐ろしさも感じます。カバーのモデルにびっくりしま 坂東眞砂子さんの本は瓜子姫の艶文、死国に続いて三冊目です。前二作に比べてストレートな官能小説、という印象ですが、女性目線のまとわりつくようなエロスは一種恐ろしさも感じます。カバーのモデルにびっくりしました。コルトレーンについて言いたいことがありますが、やめときましょう。 …続きを読む
    loanmeadime
    2022年02月11日
    19人がナイス!しています

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