Missing3 首くくりの物語

Missing3 首くくりの物語

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2002年01月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
280
ISBN:
9784840220101
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Missing3 首くくりの物語

  • 著者 甲田 学人
  • イラスト 翠川 しん
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2002年01月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
280
ISBN:
9784840220101

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「Missing3 首くくりの物語」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 日下部稜子は図書館で借りた本の中に、借りた覚えのない絡み合うロープをモチーフにした「禁帯出」のスタンプが押された本を見つける。帰省中の姉が代わりに図書館へ返しに行ってくれる事になったが、その日の内に姉 日下部稜子は図書館で借りた本の中に、借りた覚えのない絡み合うロープをモチーフにした「禁帯出」のスタンプが押された本を見つける。帰省中の姉が代わりに図書館へ返しに行ってくれる事になったが、その日の内に姉が首吊り自殺をしてしまい…。図書館で借りた本に紛れ込み、読むと紐の軋む幻聴や悪夢に悩まされる様になり、視界の端に首吊り死体が見えるようにもなり、死体が徐々に近づいてきて、最終的に首を吊らせて殺してしまう本の怪異に挑む文芸部の皆が、首吊り死体の恐怖に怯える先輩と稜子の安全を守るために奮闘していた。下巻にも期待。 …続きを読む
    スズ
    2016年11月15日
    54人がナイス!しています
  • ルーンの智慧を得る為にユグラシドの大樹で縊れたオーディンを模すように死んでいる老爺。今巻は書物で度々、言及されている大迫栄一郎こと大迫(小崎)魔津方に纏わる物語だ。縊れて亡くなった家族が目端で、軋む縄の ルーンの智慧を得る為にユグラシドの大樹で縊れたオーディンを模すように死んでいる老爺。今巻は書物で度々、言及されている大迫栄一郎こと大迫(小崎)魔津方に纏わる物語だ。縊れて亡くなった家族が目端で、軋む縄の音が耳で捉えられ、しかもそれが段々と近づいてくる状況が怖過ぎる。また、父親の祖父自慢の為に比較対象にされる歩由実の立場に苦しくなる。これじゃ、必死に正気を演じるしかないじゃないか…。しかし、状況は家庭内、夢にまでも及んでいた事が判明。それを踏まえると歩由実の家庭内はおかしい。そんな違和感を覚えながらも下巻へ …続きを読む
    藤月はな(灯れ松明の火)
    2020年06月26日
    46人がナイス!しています
  • 今回は上下巻に分かれている。上巻は何処までも謎を追い、恐怖を撒き散らしていく。一冊だけで終わらないからか、ひたすら謎と恐怖だけ、それでも面白い。今回は首吊り、そして末子成功譚。謎がどう絡み合うか、下巻 今回は上下巻に分かれている。上巻は何処までも謎を追い、恐怖を撒き散らしていく。一冊だけで終わらないからか、ひたすら謎と恐怖だけ、それでも面白い。今回は首吊り、そして末子成功譚。謎がどう絡み合うか、下巻に期待。 …続きを読む
    まりお
    2017年12月23日
    42人がナイス!しています

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