東京青年

東京青年

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2002年04月25日
判型:
文庫判
ページ数:
320
ISBN:
9784041371954
label

東京青年

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2002年04月25日
判型:
文庫判
ページ数:
320
ISBN:
9784041371954

舞台は1950年代の東京、少年はこうして大人になった。

少年は作家志望のヨシオの前にあらわれる美しい大人の女性たち。彼女たちの手ほどきによって、彼は次第に自分に目覚めていく・・・。スタイリッシュで爽やかな青春小説。 少年は作家志望のヨシオの前にあらわれる美しい大人の女性たち。彼女たちの手ほどきによって、彼は次第に自分に目覚めていく・・・。スタイリッシュで爽やかな青春小説。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「東京青年」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 青空文庫に新しく追加されたのをきっかけに、電子と書籍、両方で読みました。書籍の表紙がすてき。片岡さんご自身が撮られたもので、50年代前半のアメリカの雑誌のグラビアを複写したものらしいです。舞台は196 青空文庫に新しく追加されたのをきっかけに、電子と書籍、両方で読みました。書籍の表紙がすてき。片岡さんご自身が撮られたもので、50年代前半のアメリカの雑誌のグラビアを複写したものらしいです。舞台は1960年代の東京。主人公は20代前半の男子学生。内容はいつもながら、行動力のあるさばさばした人たちと美人が盛りだくさんで、写真を撮ったり文章を書いたり本を創ったり恋をしたり。似た内容が多いのに読んでしまう片岡作品。そろそろ飽きてきたかな? …続きを読む
    ほほほ
    2015年08月18日
    22人がナイス!しています
  • 「『僕も好きです』と答えた。その言葉に関して、自分が守るべき有効期限はどのくらいだろうか。」こんなことを考えてしまうヨシオが高校生から大人になる話。「なにをどれだけ記憶し、なにをどう忘れ、なにをいつ、 「『僕も好きです』と答えた。その言葉に関して、自分が守るべき有効期限はどのくらいだろうか。」こんなことを考えてしまうヨシオが高校生から大人になる話。「なにをどれだけ記憶し、なにをどう忘れ、なにをいつ、なぜ、思い出すのか」「覚えられるだけでいい」硬い言葉、硬い表現、そこにある美しさとか、官能さとか、今まで読んだ本には無い感覚がした。こんな高校生いる?と思いつつ、結局こういうどっしり構え、土地を持ち、主従関係をがっちり握る男子は年上女性をも虜にする、ということ…?ヨシオさん恐るべし。そして綺麗。 …続きを読む
    こまねこ
    2020年08月10日
    5人がナイス!しています
  • あらすじに惹かれて手にした、著者初読作品 『少年の爽やかな青春小説』と謳っています “青春小説”と聞くと、イメージとして幾つかのストーリーが浮かびますが、スマートで洗練された少年が、非の打ち所のない淑女 あらすじに惹かれて手にした、著者初読作品 『少年の爽やかな青春小説』と謳っています “青春小説”と聞くと、イメージとして幾つかのストーリーが浮かびますが、スマートで洗練された少年が、非の打ち所のない淑女に出逢い親密になっていく本作の縁には、ただただ必然性を感じてしまう 官能的な場面も、厭らしさを感じるコトなく、文学的な艶かしさで書き記されています 何処までもオシャレな、作品でした すべては表紙の写真に集約されているように感じました!    …続きを読む
    アーノルド
    2017年08月06日
    4人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品