「天使に涙とほほえみを」感想・レビュー
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天国から地上に研修に来ている天使のマリと黒犬の形をした悪魔のポチ。本来は正反対のはずの天使と悪魔が協力して難事件に挑むシリーズ最新刊。彼等が遭遇したのは「動物が自殺する」という不思議な事件。飼い主、動 …続きを読む2001年12月15日14人がナイス!しています
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(☆☆☆)動物たちが自殺するという奇妙なことが起こる一方で天使のマリと悪魔のポチの周りでも不審な動きが出始める・・。よく見るとマリの言葉遣いって結構荒い。そして最後の結末・・マリは狙われてしまうのだろう …続きを読む2014年09月22日7人がナイス!しています
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天使と悪魔がペアで行動するという奇想天外な設定が、好奇心を刺激しました。加えて動物の霊が仕返しに来る様は痛快と同時に、そのような視点で動物を見たことがなかったので新鮮でした。シリーズもののようなので、 …続きを読む2022年05月04日3人がナイス!しています
著者紹介
赤川 次郎(あかがわ・じろう)
一九四八年、福岡県生まれ。七六年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。作品が映画・ドラマ化されるなど、続々とベストセラーを刊行。「三毛猫ホームズ」シリーズ、「鼠」シリーズ他、『セーラー服と機関銃』『ふたり』など著書多数。二〇〇六年、第9回日本ミステリー文学大賞、一六年『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞。