散りしかたみに

散りしかたみに

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1998年03月03日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
232
ISBN:
9784048730839

散りしかたみに

  • 著者 近藤 史恵
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1998年03月03日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
232
ISBN:
9784048730839

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「散りしかたみに」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 薄く繊細なガラス細工のような歌舞伎ミステリ。このシリーズは影がありすぎで正直あんまり得意ではないんだよなあ・・。そうはいっても真相は衝撃的で引き込まれるのだけど。やっぱり辛いものだった。 薄く繊細なガラス細工のような歌舞伎ミステリ。このシリーズは影がありすぎで正直あんまり得意ではないんだよなあ・・。そうはいっても真相は衝撃的で引き込まれるのだけど。やっぱり辛いものだった。
    したっぱ店員
    2014年06月09日
    36人がナイス!しています
  • 石橋を叩きすぎて渡る前に壊してしまうタイプなのか、それとも完全に臆病なのか?とまだ今泉の性質を見抜くことができない。何がきっかけで、この件には深くかかわらない方がいいと思えるのか小菊同様しばらく謎のま 石橋を叩きすぎて渡る前に壊してしまうタイプなのか、それとも完全に臆病なのか?とまだ今泉の性質を見抜くことができない。何がきっかけで、この件には深くかかわらない方がいいと思えるのか小菊同様しばらく謎のままだった。この今泉探偵は他の探偵とはどうも違うようで…。真相を究明するだけで、あの時の強請りは?御咎めなしなの?それとも切ないラストの後に事件解決の最後の締めがあるの?えー読者は仲間外れ?とちょっと…がっかり。この締めの部分は続編で語られるのでしょうか?早速続編を借りてこよう。小菊、ハチ、菊花師匠推しです。 …続きを読む
    あつひめ
    2011年06月27日
    34人がナイス!しています
  • 大好きだった近藤さんの歌舞伎ミステリー。これは読んでいないみたいとさっそく読みました。歌舞伎の舞台に毎回落ちてくる桜の花びら。「引っかきまわすと、妙な形に固まってしまうものだってあるんだよ」と言う今泉 大好きだった近藤さんの歌舞伎ミステリー。これは読んでいないみたいとさっそく読みました。歌舞伎の舞台に毎回落ちてくる桜の花びら。「引っかきまわすと、妙な形に固まってしまうものだってあるんだよ」と言う今泉さんの言葉が真相を知ると悲しく響きます。梨園での独特な考え方。要、悟と言う二人の名前が悲しい。小菊さんの、何気ないおしゃべりも罪深い結果を招いてしまって救いがないと感じちゃう。はじめの決断が間違っていませんでしたか、紫之助さん。そう言いたくなる。随所で跳ね回っているハチくんが可愛い存在感を発揮していました。 …続きを読む
    みい坊
    2017年09月02日
    32人がナイス!しています

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