母

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1992年02月17日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
216
ISBN:
9784048726672

  • 著者 三浦 綾子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1992年02月17日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
216
ISBN:
9784048726672

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「母」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • セールで500円以上110円オフの時の後一冊、三浦綾子さんなら、ハズレはないだろうと中も確認せずに購入。 何と、私の積み本の中の「蟹工船」作者の母だった。そして小林多喜二は昭和8年2月20日に、警察に拷問死させ セールで500円以上110円オフの時の後一冊、三浦綾子さんなら、ハズレはないだろうと中も確認せずに購入。 何と、私の積み本の中の「蟹工船」作者の母だった。そして小林多喜二は昭和8年2月20日に、警察に拷問死させられていた?勉強不足全く知らなかった。 三浦さんの本にしては、キリスト色は薄めでドキュメントタッチ。 母セキは生家も貧しく13歳で、継母のいる貧しい旦那の元へ嫁ぎ6人の子を持つ。 おしんのような苦労 話を想像していたが、裏切られた?みんな優しく明るいかった。挫折した蟹工船もう一度トライします。 …続きを読む
    ちゃとら
    2018年02月09日
    26人がナイス!しています
  • 図書館で手に取って気に入ったので借りて来ました。三浦綾子さんの本はこれが初めて。小林多喜二の母の語りを元に書いた作品。貧しい暮らしの中にも明るさがある。何度も不幸な出来事があり、そして息子多喜二の悲惨 図書館で手に取って気に入ったので借りて来ました。三浦綾子さんの本はこれが初めて。小林多喜二の母の語りを元に書いた作品。貧しい暮らしの中にも明るさがある。何度も不幸な出来事があり、そして息子多喜二の悲惨な死。 その母の家族や多喜二に対する愛、そして強さを感じました。 いずれまた自分でも買って再読したくなる一冊でした。 …続きを読む
    アッキ@道央民
    2013年01月19日
    13人がナイス!しています
  • 小林多喜二の母の物語。最愛の息子を酷い殺され方で亡くした母が、年老いてからキリスト教の教えによって安らぎを得ていくという話。小林多喜二が共産党員だったとか、特高から手配を受けていたとか、最後は警察から 小林多喜二の母の物語。最愛の息子を酷い殺され方で亡くした母が、年老いてからキリスト教の教えによって安らぎを得ていくという話。小林多喜二が共産党員だったとか、特高から手配を受けていたとか、最後は警察から尋問中に殺されたとか初めて知った。蟹工船読んでみなければ。そういえば、派遣切りとかあったリーマンショック後にブームになってもいた。こちらでの登録数も多い。未だに影響力強い多喜二は、とにかく家族思い、貧しい者の味方だった。本気で社会を良くしようとしていた。今の社会があるのもこういう人がいたからだと感謝したい。 …続きを読む
    奏市
    2019年10月24日
    10人がナイス!しています

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