悪魔の選択(下)

悪魔の選択(下)

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1979年12月13日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
296
ISBN:
9784047910997

悪魔の選択(下)

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1979年12月13日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
296
ISBN:
9784047910997

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「悪魔の選択(下)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 9ヶ月に渡り、世界の半分にまたがって、様々な思惑が錯綜していた上巻から、北海海上でハイジャックされた巨大タンカーをめぐる3日間の攻防へ収斂していく下巻。点と線が一気に繋がっていく急展開のカタルシス。ソ連 9ヶ月に渡り、世界の半分にまたがって、様々な思惑が錯綜していた上巻から、北海海上でハイジャックされた巨大タンカーをめぐる3日間の攻防へ収斂していく下巻。点と線が一気に繋がっていく急展開のカタルシス。ソ連の表沙汰に出来ない苦しい事情を英米側は把握していなかったり、同じ西側でも英米は知っていることをオランダや西ドイツ(懐)政府は伝えられていなかったり、読者には全部分かっていることも、それぞれの立場で見えていたり見えてなかったりが、サスペンスを呼ぶ。 …続きを読む
    橋川桂
    2018年05月14日
    5人がナイス!しています
  • やはりフォーサイス。面白かった。米国とソ連の問題なのに英国が出てきて、上手く捌いていく。最後はハッピーエンドかと思いきや、ソ連の書記長の掌の上でプレーさせられていたことを英国諜報員は知らされる。巨大タ やはりフォーサイス。面白かった。米国とソ連の問題なのに英国が出てきて、上手く捌いていく。最後はハッピーエンドかと思いきや、ソ連の書記長の掌の上でプレーさせられていたことを英国諜報員は知らされる。巨大タンカーから上手く脱出したテロリストグループも自ら蒔いた種によって哀れな結末を迎える。下巻では舞台は巨大タンカーに移り、上巻での伏線が生きてくる。イスラエルの出番がやや弱目なのが気になった。 …続きを読む
    ペンポン
    2023年02月17日
    1人がナイス!しています
  • 米ソ緊張の中で民族の誇りを賭けた企みに感動しました。フォーサイスは3冊目でした。これまで読んだ「ジャッカルの日」「オデッサ・ファイル」よりも臨場感があって楽しめましたし勉強にもなりました。結末も至極納 米ソ緊張の中で民族の誇りを賭けた企みに感動しました。フォーサイスは3冊目でした。これまで読んだ「ジャッカルの日」「オデッサ・ファイル」よりも臨場感があって楽しめましたし勉強にもなりました。結末も至極納得できるものでしたし最後のどんでん返しにヒューマンドラマを感じました。何となくそんな予感が少しありましたけど。この本でさらにフォーサイスが好きになりました。 …続きを読む
    わたろう
    2017年03月16日
    0人がナイス!しています

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