選書・天明三年浅間大噴火

選書・天明三年浅間大噴火

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1986年11月19日
判型:
四六判
ページ数:
208
ISBN:
9784047031746
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選書・天明三年浅間大噴火

  • 著者 大石 慎三郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1986年11月19日
判型:
四六判
ページ数:
208
ISBN:
9784047031746

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「選書・天明三年浅間大噴火」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 江戸時代最大の火山災害である「天明三年浅間山大噴火」についての本だが、近代以前の災害でこれだけ記録が残っているのは貴重。日本各地で「灰が降って、昼間なのに暗くなった」「地響きと大きな音がした」「灰で道 江戸時代最大の火山災害である「天明三年浅間山大噴火」についての本だが、近代以前の災害でこれだけ記録が残っているのは貴重。日本各地で「灰が降って、昼間なのに暗くなった」「地響きと大きな音がした」「灰で道や家が埋まった」等の記録があり、その規模が伺える。 幕府は勘定吟味訳を首座とする調査団を派遣し、その後の復興、いわゆる「お助け普請」にも尽力。僅かに生き残った村人達は「親を亡くした子に親を、子を亡くした親には子を」と生存者同士で新しく縁組し、コミュニティを復活させた。そして、この噴火は「天明の大飢饉」を生む。 …続きを読む
    印度 洋一郎
    2022年02月19日
    3人がナイス!しています
  • 所有、というか親の蔵書。関(2010)の補完的なもの、こちらは発掘成果の引用、鎌原村に限定。むしろ興味を引くのは、文献資料から噴火後に発生した天明飢饉一揆の諸相。群衆心理の恐ろしさに驚くばかり。 所有、というか親の蔵書。関(2010)の補完的なもの、こちらは発掘成果の引用、鎌原村に限定。むしろ興味を引くのは、文献資料から噴火後に発生した天明飢饉一揆の諸相。群衆心理の恐ろしさに驚くばかり。
    ホンドテン
    2016年11月11日
    0人がナイス!しています

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