妖精が舞い下りる夜

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1997年09月19日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784043410026
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妖精が舞い下りる夜

  • 著者 小川 洋子
  • 装丁 谷口 広樹
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1997年09月19日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784043410026
人が生まれながらに持つ純粋な哀しみ、生きることそのものの哀しみを心の奥から引き出すことが小説の役割ではないだろうか。書きたいと強く願った少女は成長し作家となって、自らの原点を明らかにしていく。 人が生まれながらに持つ純粋な哀しみ、生きることそのものの哀しみを心の奥から引き出すことが小説の役割ではないだろうか。書きたいと強く願った少女は成長し作家となって、自らの原点を明らかにしていく。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「妖精が舞い下りる夜」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 古書店で買ったために帯がなく、タイトルからは、てっきり小説だとばっかり思っていた。もっとも、読後の今は、ぴったりなタイトルだと思っているのだが。小川洋子という人は、生き方においても誠実で、小説に向かう 古書店で買ったために帯がなく、タイトルからは、てっきり小説だとばっかり思っていた。もっとも、読後の今は、ぴったりなタイトルだと思っているのだが。小川洋子という人は、生き方においても誠実で、小説に向かう姿は真摯そのものだと思う。彼女の小説作法は、本人も述べているように、最初に枠組みや構想があるのではなく、1つ1つの言葉を紡いでいくことによって、そこに立ち現れてくるものであるようだ。感受性もまた、きわめて細やかで、そして豊かだ。例えば、『想い出の歌』などを読むと、エッセイならではの面白さが伝わってくる。 …続きを読む
    ヴェネツィア
    2012年07月12日
    246人がナイス!しています
  • 小川さんのエッセイ集です。小川さんの本は書評集やアンソロジーを中心として結構読んできていますが、エッセイは初めてではないかと思います。ご自分の作品やほかの作者の作品あるいはスポーツを鑑賞するのが趣味で 小川さんのエッセイ集です。小川さんの本は書評集やアンソロジーを中心として結構読んできていますが、エッセイは初めてではないかと思います。ご自分の作品やほかの作者の作品あるいはスポーツを鑑賞するのが趣味であったりするようです。阪神ファンであったとは思いませんでした。倉敷であるので広島かなあと思っていたのですが。軽く読めて小川さんの人となりがわかる気がします。 …続きを読む
    KAZOO
    2015年12月07日
    133人がナイス!しています
  • 小川さんのエッセイ集。デビューから芥川賞受賞までの経緯や、お子さんを出産なさったことなど、初期の小川さんの素顔を見ることができる。やはり小説を書くために生まれてきた方というのは間違いなくいらして、小川 小川さんのエッセイ集。デビューから芥川賞受賞までの経緯や、お子さんを出産なさったことなど、初期の小川さんの素顔を見ることができる。やはり小説を書くために生まれてきた方というのは間違いなくいらして、小川さんもその中の一人だと思う。 …続きを読む
    佐島楓
    2015年10月24日
    60人がナイス!しています

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