悪を呼ぶ少年

悪を呼ぶ少年

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1998年09月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
400
ISBN:
9784042781011
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悪を呼ぶ少年

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1998年09月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
400
ISBN:
9784042781011

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「悪を呼ぶ少年」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • わけあって祖母に育てられている双子のホランドとナイルズ。双子が嫌うラッセルが死亡したのを皮切りに周辺で続々と怪奇な出来事が発生し、そこには常にホランドの影が見え隠れしていた。技巧を凝らしている様子は伺 わけあって祖母に育てられている双子のホランドとナイルズ。双子が嫌うラッセルが死亡したのを皮切りに周辺で続々と怪奇な出来事が発生し、そこには常にホランドの影が見え隠れしていた。技巧を凝らしている様子は伺えるが、やや露骨なので現代の目線では比較的分かりやすいのではないか、と思う。大人が子供に正面から向き合わないとこういう事も起こり得るという好例と言えるかもしれない。子供特有の純真さや無垢な残酷さはさほどではなかったのでもっと突き抜けていいのでは、と感じた。 …続きを読む
    しょう
    2023年08月13日
    46人がナイス!しています
  • 祖母に育てられる双子の少年の周辺で奇怪な事件が次々と起こるサイコホラー。恐ろしい子供が登場する作品として何度か他書で目にしていた。“子供=恐怖の根源”という前提があった上で、どのような更なる展開があるの 祖母に育てられる双子の少年の周辺で奇怪な事件が次々と起こるサイコホラー。恐ろしい子供が登場する作品として何度か他書で目にしていた。“子供=恐怖の根源”という前提があった上で、どのような更なる展開があるのだろうと楽しみにしていたが、序盤で予想した通りの真相だったので残念。1970年当時では衝撃的だったのかも。何よりも文章が自分に合わなくて辛かった。設定も展開も絶対に私が好きそうな話なのに、彼らの様子や情景が頭の中で上手く思い描けない。非常に読み辛くて時間が掛かり、物語に入りこめないままに終わってしまった。 …続きを読む
    みや
    2018年11月06日
    26人がナイス!しています
  • スティーヴン・キングがエッセイで紹介していて読みました。70年代アメリカでベストセラー、映画化もされた有名な名作。読み終わったとき「あ~、確かに名作だった」と思いました。素朴でまるで児童文学のような趣 スティーヴン・キングがエッセイで紹介していて読みました。70年代アメリカでベストセラー、映画化もされた有名な名作。読み終わったとき「あ~、確かに名作だった」と思いました。素朴でまるで児童文学のような趣の読みやすい文章だと私は思ったのですが、読メでは「文章が読みにくい」という声が多く驚きました。おそらく私のように子供時代に海外児童文学を大量に読んでいた人には読みやすいんじゃないかと。ミステリ風ですが確かに現代読者には真相がわかってしまうかな。穏やかで優しい作風なのにしっかりホラー、心情描写も優れています。 …続きを読む
    **くま**
    2014年09月11日
    13人がナイス!しています

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