密室

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1983年01月14日
判型:
文庫判
ページ数:
448
ISBN:
9784042520085
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密室

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1983年01月14日
判型:
文庫判
ページ数:
448
ISBN:
9784042520085

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

  • ニコニコカドカワ祭り2025

「密室」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 【刑事マルティン・ベック】シリーズ第8弾。〔再読〕密室内の老人の銃撃による死亡事件は殺人か自殺なのか、マルティンが独り担当する。他の面々は連続銀行強盗を捜査、ブルトーザーと呼ばれる検事がしゃしゃり出て 【刑事マルティン・ベック】シリーズ第8弾。〔再読〕密室内の老人の銃撃による死亡事件は殺人か自殺なのか、マルティンが独り担当する。他の面々は連続銀行強盗を捜査、ブルトーザーと呼ばれる検事がしゃしゃり出て来た事で、てんやわんやとなる。2つの事件が平行して語られていき、思わね所で重なっていく。当時のスウェーデンの社会問題に、作者の意見が垣間見る事が出来て興味深い。老人や貧富の差の問題は、私が思っていた程に社会主義経済のこの国でも、巧くいっていない様だ。実際には解決していない結末は、現在の制度への批判からだろう。 …続きを読む
    セウテス
    2021年03月03日
    87人がナイス!しています
  • ベックさん、ご無事でなによりです、ご乱心との見方もされたようですが(>_<)次作に続くのかしら?残り2作ぼちぼち読みます♪ ベックさん、ご無事でなによりです、ご乱心との見方もされたようですが(>_<)次作に続くのかしら?残り2作ぼちぼち読みます♪
    2021年07月25日
    25人がナイス!しています
  • 2つの事件が同時並行、これはこのシリーズでは前にもあった。 今回の1つは銀行強盗、もう1つは密室殺人。 最初は密室殺人の方が、地味だけど面白かった。けれど、「密室殺人」は他の推理小説でもそうだが、興味 2つの事件が同時並行、これはこのシリーズでは前にもあった。 今回の1つは銀行強盗、もう1つは密室殺人。 最初は密室殺人の方が、地味だけど面白かった。けれど、「密室殺人」は他の推理小説でもそうだが、興味をそそられるが、結局は「あぁ、な~んだ」で終わってしまう。 後半、銀行強盗の方が、犯人がある意味魅力ある。 「ブルドーザー」のような「道化」がいない方が作品に深みを出せると思うが・・・。 最後の裁判は実に皮肉な結果。そこが一番面白いところか・・・。 ところどころ「かったるく」感じる部分もある。 ★★★★  …続きを読む
    きょちょ
    2016年08月27日
    25人がナイス!しています

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