サボイ・ホテルの殺人

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1982年05月20日
判型:
文庫判
ページ数:
384
ISBN:
9784042520061
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サボイ・ホテルの殺人

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1982年05月20日
判型:
文庫判
ページ数:
384
ISBN:
9784042520061

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

  • ニコニコカドカワ祭り2025

「サボイ・ホテルの殺人」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 【刑事マルティン・ベック】シリーズ第6弾〔再読〕。マルメ随一の高級ホテルで、財界の巨頭と呼ばれる男が銃撃される。魅力的な始まりは本シリーズの特徴ではあるのだが、ハッキリ言って全10作品の大河ドラマの中に 【刑事マルティン・ベック】シリーズ第6弾〔再読〕。マルメ随一の高級ホテルで、財界の巨頭と呼ばれる男が銃撃される。魅力的な始まりは本シリーズの特徴ではあるのだが、ハッキリ言って全10作品の大河ドラマの中には、本作の様な少々スピードダウン的な作品は存在するのだろう。その代わりに、婚約者の死を乗り越えて、オーサが警察官として一人立ちする姿が見られる。こうしたシリーズの醍醐味を、存分に楽しめるのも特徴の一つだ。どんな社会でも矛盾が在り、受ける恩恵の差は人々の不満を生むのだろう。作者の社会不満を、素直に表した作品。 …続きを読む
    セウテス
    2020年03月10日
    89人がナイス!しています
  • 変なひねりがあったり、裏があるわけではなく、ストレートな事件でした。犯人側よりも、警察側の人間ドラマが面白かったです。例えば、マルティン・ベックが奥さんと、とうとう別居してしまい、新たなロマンスが始ま 変なひねりがあったり、裏があるわけではなく、ストレートな事件でした。犯人側よりも、警察側の人間ドラマが面白かったです。例えば、マルティン・ベックが奥さんと、とうとう別居してしまい、新たなロマンスが始まった⁉や、グンヴァルト・ラーソンの妹が登場し、彼の過去が少し判明したりなど、なかなか興味深かったです。 …続きを読む
    たち
    2019年02月16日
    46人がナイス!しています
  • 五作目が手に入らなかったので飛ばしてマルティン・ベックシリーズ六作目。舞台となったのはスウェーデンのマルメ。サボイ・ホテルで卓を囲んでいた7人のうち、ホスト役のスウェーデンの財界の巨人であるバルムグレ 五作目が手に入らなかったので飛ばしてマルティン・ベックシリーズ六作目。舞台となったのはスウェーデンのマルメ。サボイ・ホテルで卓を囲んでいた7人のうち、ホスト役のスウェーデンの財界の巨人であるバルムグレンが銃撃により殺害。地味で難航する捜査もシリーズではおなじみ。調べるうちにバルムグレンの人となりも明らかとなり、面白くなってくる。構成は従来通りまずまずだが、真相に至るまでの経緯がやや弱いように感じた。 …続きを読む
    しょう
    2023年09月09日
    43人がナイス!しています

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