同窓生

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2000年12月08日
判型:
文庫判
ページ数:
290
ISBN:
9784041916063
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同窓生

  • 著者 新津 きよみ
  • アートディレクター 田島 照久
  • 口絵イラスト 山本 ゆりこ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2000年12月08日
判型:
文庫判
ページ数:
290
ISBN:
9784041916063

記憶の底から恐怖がにじみ出す、長編ホラー・サスペンス

14年ぶりに大学の同窓会に出席したゆかりは、誰もが憶えている鈴木友子のことをどうしても思い出せない。なぜゆかりは彼女のことを忘れてしまったのか……記憶の底から恐怖が滲む、長編ホラー・サスペンス。 14年ぶりに大学の同窓会に出席したゆかりは、誰もが憶えている鈴木友子のことをどうしても思い出せない。なぜゆかりは彼女のことを忘れてしまったのか……記憶の底から恐怖が滲む、長編ホラー・サスペンス。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「同窓生」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ホラーと言えばホラーだが、そこまで濃いものではなく、いわゆるサスペンスにホラーが少々混ぜ込まれた作品と言える。読み始めは怪奇物と思っていたがそうではなく、登場人物(主に史子?)の心理に訴えかけるタイプの ホラーと言えばホラーだが、そこまで濃いものではなく、いわゆるサスペンスにホラーが少々混ぜ込まれた作品と言える。読み始めは怪奇物と思っていたがそうではなく、登場人物(主に史子?)の心理に訴えかけるタイプのようだ。当時のクラスメイト複数人でターゲットの一人を上手い事騙すという時点でこれもある意味ホラーだが、ここを膨らませたらイヤミスになりそうだ。複雑に絡まった物語運びではあったものの、それまでの流れが嘘かのようにあっさり終わったのはやや残念。 …続きを読む
    しょう
    2022年05月14日
    52人がナイス!しています
  • 同窓会に出席した史子が、皆が覚えている鈴木友子を自分だけ覚えていないことに不安と恐怖を感じるのだが…。ミステリー要素とサスペンス要素を巧みに織り交ぜながら、きっちりホラー要素も入れ込んでくるあたりは手 同窓会に出席した史子が、皆が覚えている鈴木友子を自分だけ覚えていないことに不安と恐怖を感じるのだが…。ミステリー要素とサスペンス要素を巧みに織り交ぜながら、きっちりホラー要素も入れ込んでくるあたりは手慣れたもの。今風の作家とは違い、話をやたら膨らませたりしないあたりも実は好み。嫌~な人物もこの世ならぬ者も出てくるが、映像化すればホラー映画としてバッチリハマりそうなシーンもあるけど、話の核は「記憶」というものの曖昧さや都合の良さ。ラストでは不覚にもじーんとしてしまった。エピローグ前の最後のシーンが好き。 …続きを読む
    ジンベエ親分
    2017年10月10日
    39人がナイス!しています
  • 新津きよみさんの著書六冊目読了。大学時代の友人たちと、十四年ぶりに集まることになった史子。近況報告や思い出話をしながら、楽しいひとときを過ごしていた。ところが、誰もが憶えている「鈴木友子」という同級生 新津きよみさんの著書六冊目読了。大学時代の友人たちと、十四年ぶりに集まることになった史子。近況報告や思い出話をしながら、楽しいひとときを過ごしていた。ところが、誰もが憶えている「鈴木友子」という同級生のことを、史子はどうしても思い出せない。皆から「鈴木さんと一番親しかったのは、あなたのはず」とまで言われてしまう。序盤はゾワゾワ感もあり面白かったが、途中辺りから、人がゴッチャになってきて誰が何をしたのかついて行けなくなってしまった。もう一度読み直せば、もっと面白さが良くわかるかな。⭐⭐★★★ …続きを読む
    mr.lupin
    2025年08月08日
    27人がナイス!しています

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