聖戦ヴァンデ(下)

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2000年04月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
305
ISBN:
9784041755105
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聖戦ヴァンデ(下)

  • 著者 藤本 ひとみ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2000年04月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
305
ISBN:
9784041755105

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「聖戦ヴァンデ(下)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 誰が、どこで間違え、あるいは故意に歪ませたのか。華やかなイメージのフランス。その土壌は暗黒な雲が漂う。革命は自由を勝ち取る正義だと思ってた。正義でも悪でもない。ただおびただしい血が流れたのをその土地は 誰が、どこで間違え、あるいは故意に歪ませたのか。華やかなイメージのフランス。その土壌は暗黒な雲が漂う。革命は自由を勝ち取る正義だと思ってた。正義でも悪でもない。ただおびただしい血が流れたのをその土地は知っている。とても冷静に。家族で夕食を食べる日々が続くのを地球上の全ての人が望む。ヴァンテ軍の鞘と革命軍の剣は一つになるのか。ルイ16世が処刑された背景、その後の歴史はこんなにも悲劇なんだと知ってショックだった。勝った者が正義の歴史を綴る。でも…。『百年、二百年後の評価において、あなたはただの大量殺人者です』 …続きを読む
    紅香@とにかく積読減らします💦
    2015年11月22日
    37人がナイス!しています
  • フランス革命にこのような民族浄化に近い大虐殺があったことは共和国にとっては不都合な真実なのだろう。だからこそロベスピエールは清廉な自身のイメージをこわさないようにジュリアンを遠ざけた。崇拝する師のこの フランス革命にこのような民族浄化に近い大虐殺があったことは共和国にとっては不都合な真実なのだろう。だからこそロベスピエールは清廉な自身のイメージをこわさないようにジュリアンを遠ざけた。崇拝する師のこの仕打ちへのジュリアンの絶望は察するに余りある。それにしても一般人をも無差別に虐殺、畑も家も家畜も焼き払う暴虐の徹底には寒気がする。だが暴をもって暴に易えようとしても憎悪が憎悪を生む結果にしかならず、叛乱が沈静化するのに長い年月が必要だった。三色旗もまた血塗られた歴史の上に翻っている。  …続きを読む
    松本直哉
    2016年03月16日
    22人がナイス!しています
  • 次々とヴァンデの好漢たちが散って行く。皆殺しにすることが革命なのだろうか?鞘と剣が一つになったことだけが救い。 次々とヴァンデの好漢たちが散って行く。皆殺しにすることが革命なのだろうか?鞘と剣が一つになったことだけが救い。
    しーふぉ
    2017年12月27日
    19人がナイス!しています

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