帝都物語 7 百鬼夜行篇

帝都物語 7 百鬼夜行篇

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1987年10月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
296
ISBN:
9784041690079
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帝都物語 7 百鬼夜行篇

  • 著者 荒俣 宏
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1987年10月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
296
ISBN:
9784041690079

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「帝都物語 7 百鬼夜行篇」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • この第7巻は60年代安保の頃からの話があり、石橋湛山や岸信介などが出てきて私の年代にとっては、なつかしい感じがしました。平岡公威(三島由紀夫)が結構役割を果たしているような感じですね。また外人を含んでの闇 この第7巻は60年代安保の頃からの話があり、石橋湛山や岸信介などが出てきて私の年代にとっては、なつかしい感じがしました。平岡公威(三島由紀夫)が結構役割を果たしているような感じですね。また外人を含んでの闇の世界の対決が楽しめます。昔読んだことをすっかり忘れてしまっています。 …続きを読む
    KAZOO
    2016年11月24日
    121人がナイス!しています
  • 【再読】1960年代、安保闘争の時代を描く。大蔵省官吏・平岡は作家・三島由紀夫としての地位を確立するも、文壇とは一線を画して国粋主義へと傾倒。そこに魔人・加藤がつけ込む。極左側には邪眼を持つドルジェフが合 【再読】1960年代、安保闘争の時代を描く。大蔵省官吏・平岡は作家・三島由紀夫としての地位を確立するも、文壇とは一線を画して国粋主義へと傾倒。そこに魔人・加藤がつけ込む。極左側には邪眼を持つドルジェフが合流し、東京破壊に手を貸す。既に終戦直後から地下の魑魅魍魎は地上に這い出し、加藤が放った式神ともども人間どもを無差別に攻撃しているのだが……平将門を護る目方恵子が将門の眠りを妨げるドルジェフに死を決して挑むのを黙認する加藤は、この物語の単なる悪役ではなくダークヒーローである。 …続きを読む
    saga
    2021年05月06日
    52人がナイス!しています
  • 三島由紀夫の出番が多い。三島事件がスキャンダラスだっただけに出版当時は大丈夫だったのだろうか。美輪明宏風も出てくるし。十数年しか経っていないのだ。現代だったらアウトかもしれない。あと臆面も無く角川親子 三島由紀夫の出番が多い。三島事件がスキャンダラスだっただけに出版当時は大丈夫だったのだろうか。美輪明宏風も出てくるし。十数年しか経っていないのだ。現代だったらアウトかもしれない。あと臆面も無く角川親子が活躍するのも「出版社にヨイショしているww」って感じで反発したのを覚えている。本編の白眉は最強の敵に立ち向かうヒロイン・恵子の悲壮美とグロテスクな描写。こちらもミーハーモードに切り替えてニタニタしながら読み進めた。南方熊楠本を下敷きにして「効き目のありそうな物を総動員」は考えてみれば笑える。続く …続きを読む
    ヨーイチ
    2019年05月05日
    36人がナイス!しています

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