詩集ロマンス

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1989年05月11日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
160
ISBN:
9784041673096
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詩集ロマンス

  • 著者 銀色 夏生
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1989年05月11日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
160
ISBN:
9784041673096

ロマンスの道は遠かりき。我と我が身をはげまさん。

素敵だと思うのは、素敵だと感じる自分自身の中にある何か――。誰のなかにもある、悲しみや切なさ、そして愛。特別ではない心の動きに、特別な言葉を与える詩人・銀色夏生がおくる、ロマンス詩集。 素敵だと思うのは、素敵だと感じる自分自身の中にある何か――。誰のなかにもある、悲しみや切なさ、そして愛。特別ではない心の動きに、特別な言葉を与える詩人・銀色夏生がおくる、ロマンス詩集。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「詩集ロマンス」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 小中学生時代は中原中也や高村光太郎などの詩をよく読んでいて、高校時代に友人からこの銀色さんを教えられて以来、あぁこういう詩もあっていいのかと、すごく新鮮な驚きと感動を覚え、それ以来次々と読み漁った。こ 小中学生時代は中原中也や高村光太郎などの詩をよく読んでいて、高校時代に友人からこの銀色さんを教えられて以来、あぁこういう詩もあっていいのかと、すごく新鮮な驚きと感動を覚え、それ以来次々と読み漁った。この詩集もその中の1冊。今読むと、大人になってしまった哀しみと、愛へのあやふやな想いを感じる。恋の詩って、他人事だと割り切るとすごく冷たい視点になることがあるのだけど、銀色さんの詩はいつ読んでも必ずどこかにハッとさせられたり、共感できるものがある。 …続きを読む
    2014年05月10日
    127人がナイス!しています
  • ロマンスは、どこにでも潜んでいる。それは、ひとりでもふたりでもいい。どんな状況でも、どんな場所でも作り出すことができることができる。パリの雨、月夜のアサガオ、キリの森、すみれの花束、林檎の小路、カルミ ロマンスは、どこにでも潜んでいる。それは、ひとりでもふたりでもいい。どんな状況でも、どんな場所でも作り出すことができることができる。パリの雨、月夜のアサガオ、キリの森、すみれの花束、林檎の小路、カルミアの花、ロマンスの道…。それは、一瞬の出来事かもしれない。一方通行な想いかもしれない。誰も知らない記憶かもしれない。でも、だからといってロマンスは小さくなることない。人知れない想いも真っ赤に燃える炎のような激しさを備えていたりするのだから…。過去・現在・未来…たぶん生きている人間は常にロマンスを求めている。 …続きを読む
    masa@レビューお休み中
    2013年04月30日
    75人がナイス!しています
  • 20年以上も前に買った本。ページもすっかり焼けてしまって、自分が随分歳を取ってしまったと、今更ながら思い知らされた。学生時代大好きで、読み漁った銀色夏生さん、再読してみる。大学を出る時、人生の分かれ道に 20年以上も前に買った本。ページもすっかり焼けてしまって、自分が随分歳を取ってしまったと、今更ながら思い知らされた。学生時代大好きで、読み漁った銀色夏生さん、再読してみる。大学を出る時、人生の分かれ道になるようなとても大きな決断をしなくてはならない時に、何度も何度も読んだこの詩集。変わった仕掛けがあるので、46行もある「ロマンスの道」は今でも暗誦できる。あの頃、何度もこの詩を繰り返して自分を励ましたものだなあ。「ロマンスの道は遠かりき、我と我が身を励まさん」。今の私を励ましてくれるものは何だろう? …続きを読む
    chantal(シャンタール)
    2018年04月18日
    73人がナイス!しています

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