あの空は夏の中

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1988年09月09日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
128
ISBN:
9784041673065
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あの空は夏の中

  • 著者 銀色 夏生
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1988年09月09日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
128
ISBN:
9784041673065

片思い、約束、涙、運命。なくしたと思っていた大切なものが、ここにある。

私は孤独である限り、詩を書き続けるでしょう――。誰もが胸に秘めている大切なものを、愛おしむようにそっとすくいあげる、親密で、密やかな写真詩集。なくしたと思っていた大切なものが、ここにある。 私は孤独である限り、詩を書き続けるでしょう――。誰もが胸に秘めている大切なものを、愛おしむようにそっとすくいあげる、親密で、密やかな写真詩集。なくしたと思っていた大切なものが、ここにある。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「あの空は夏の中」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 銀色夏生さんは中学生の頃に読んだ事がありますが、お気に入りさんの感想から久しぶりに読んでみました!とてもストレートでシンプルな言葉でいろんな想いが綴られています☆今、読んでもとても瑞々しいです!懐かし 銀色夏生さんは中学生の頃に読んだ事がありますが、お気に入りさんの感想から久しぶりに読んでみました!とてもストレートでシンプルな言葉でいろんな想いが綴られています☆今、読んでもとても瑞々しいです!懐かしくもあり、新鮮でもありました!大人になった今でも共感できます。『理由もなく悲しいとか、理由もなく楽しいとかいう言葉を私はよく使ったけど本当はいつもちゃんと理由があった』『他の人といる時も笑っていても映画を見ても心はいつも あなたのことばかりだった』など切ない系も多いです。いろんな想いを感じる事ができました☆ …続きを読む
    ❁かな❁
    2014年07月21日
    123人がナイス!しています
  • 銀色さんの詩の何がこんなにも人を惹き付けるのだろう?と考えた時、気取らず飾らず、素直なままの言葉だから、読む人の心にすっと入っていきやすいのではないだろうか。こういう詩に高尚なんて似合わないし必要ない 銀色さんの詩の何がこんなにも人を惹き付けるのだろう?と考えた時、気取らず飾らず、素直なままの言葉だから、読む人の心にすっと入っていきやすいのではないだろうか。こういう詩に高尚なんて似合わないし必要ないと思う。ただただピュアな気持ちがあればいいのだ。きっとそういう気持ちが消えたら感動できなくなるんだ。 …続きを読む
    2014年07月06日
    119人がナイス!しています
  • きみはもう思い出してもいないかな。透明な青いプールみたいにゆらゆらゆれる雨あがりの空をふたりで見ていた。きみがその奥にあのひとを探してると知っていたから、しゃべりすぎないように、はしゃぎすぎないように きみはもう思い出してもいないかな。透明な青いプールみたいにゆらゆらゆれる雨あがりの空をふたりで見ていた。きみがその奥にあのひとを探してると知っていたから、しゃべりすぎないように、はしゃぎすぎないように、静かに横顔をなぞる。きっと、つめたいと思われていた。言葉は心を伝えない。話したことのいくつかは本当で、いくつかは嘘、辿りつく先を持たない感情があふれないようにしてたのに。不思議そうにのぞきこまれて、腕を伸ばした。みどりの風の中、困ったような瞳。ずっと、忘れない。本当は、伝えたい気持ちがたくさんあったんだ。 …続きを読む
    ちはや@灯れ松明の火
    2014年05月25日
    61人がナイス!しています

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