まぼろしの獣

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1997年12月18日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041407875
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まぼろしの獣

  • 著者 西村 寿行
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1997年12月18日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041407875

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「まぼろしの獣」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 昭和八年、荻生国光は牝馬松風と紀州犬シロの不思議な力により津波から全村民を救った。昭和十三年、国光の子・広道は、松風とシロの子とともに数奇な運命が待ち受ける中国大陸へと渡っていった。寿行の動物小説は文 昭和八年、荻生国光は牝馬松風と紀州犬シロの不思議な力により津波から全村民を救った。昭和十三年、国光の子・広道は、松風とシロの子とともに数奇な運命が待ち受ける中国大陸へと渡っていった。寿行の動物小説は文句なく素晴らしい。大陸へ渡った2世の松嵐と鉄は広道と別れ生活するも、戦場でそれぞれの能力を発揮し、目まぐるしい活躍をする。一方広道も日本軍、共産党、国民党、ロシア軍が入り乱れる大陸で否応なしに諜報活動に巻き込まれてゆく。中国大陸のスケールの大きさと、幾多の苦難を乗り越えた男達とまぼろしの獣達の再会が感動的。 …続きを読む
    つきのわ
    2017年10月21日
    1人がナイス!しています
  • この作者にしてはエロの控え目な真面目?な話。東北の村を地震と津波から救った名犬名馬の子。それを育てたもの。軍馬として徴用された後も責任をもって出征する指揮官。戦時中の軍馬の運命の悲惨さと、騎兵隊の戦争 この作者にしてはエロの控え目な真面目?な話。東北の村を地震と津波から救った名犬名馬の子。それを育てたもの。軍馬として徴用された後も責任をもって出征する指揮官。戦時中の軍馬の運命の悲惨さと、騎兵隊の戦争戦争。男と男の信頼を描いた真面目な話ですわ …続きを読む
    チャゲシン
    2018年06月20日
    0人がナイス!しています

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