新装版悪霊列伝

新装版悪霊列伝

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1999年09月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
448
ISBN:
9784041372074
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新装版悪霊列伝

  • 著者 永井 路子
  • 解説 宮部 みゆき
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1999年09月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
448
ISBN:
9784041372074

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「新装版悪霊列伝」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 悪霊は、死者に対し後ろめたさを持っている人を貶めたり利用したりするために、生み出される事も多いとは、なるほどなぁ〜と感心しました。祟られる人にはそれなりの理由があるという事ですね。 悪霊は、死者に対し後ろめたさを持っている人を貶めたり利用したりするために、生み出される事も多いとは、なるほどなぁ〜と感心しました。祟られる人にはそれなりの理由があるという事ですね。
    ポチ
    2017年02月27日
    62人がナイス!しています
  • 「菅原道真をはじめ、祟道天皇、伴大納言など、古代の貴族社会において、不運にも権力争いに敗れ去っていった者たち。彼らの生きた時代背景とともに、怨念の系譜をたどり、日本人の精神構造を浮かび上がらせる人物評 「菅原道真をはじめ、祟道天皇、伴大納言など、古代の貴族社会において、不運にも権力争いに敗れ去っていった者たち。彼らの生きた時代背景とともに、怨念の系譜をたどり、日本人の精神構造を浮かび上がらせる人物評伝」 永井路子さんはやはり面白いですね。 古代の貴族や天皇の関係性などは、ややこしくて??となったが、読んでいる時は自分がとても物知りになった気がして楽しい(笑) 悪霊はそれを恐れる人の魂の中に棲む。 誰かを恐れさせ怯えさせる事で得をする人間がいるから、、、生きている人間が一番恐ろしいということ。 …続きを読む
    ちゃいろ子
    2022年06月05日
    48人がナイス!しています
  • 持統朝以降の権力闘争に敗れ、後に怨霊(本書の表現では悪霊)として祟りをなしたとされる人々の物語。この手の怨霊といえば菅原道真に平将門、崇徳院の俗にいう三大怨霊が有名だが、本書を読めば他にも実に多くの人々 持統朝以降の権力闘争に敗れ、後に怨霊(本書の表現では悪霊)として祟りをなしたとされる人々の物語。この手の怨霊といえば菅原道真に平将門、崇徳院の俗にいう三大怨霊が有名だが、本書を読めば他にも実に多くの人々が怨霊とされていることがわかる。また、生前猛々しかった人物が怨霊認定される例は少なく、むしろ存命時は人が良かったり正直な人柄の持ち主として知られた人のほうが死後怨霊として怖れられていることにも気づくだろう。(続) …続きを読む
    世話役
    2015年01月16日
    18人がナイス!しています

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