死言状

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1998年01月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041356456
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死言状

  • 著者 山田 風太郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1998年01月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041356456

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「死言状」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 山風先生の随筆雑文からピックアップしてまとめた一冊。図らずも死に対する心構えに収束する一連の人生論となっている。戦中戦後の混乱期を持ち前の怠慢と幸運とで生き抜いた末に至った達観から発せられるアフォリズ 山風先生の随筆雑文からピックアップしてまとめた一冊。図らずも死に対する心構えに収束する一連の人生論となっている。戦中戦後の混乱期を持ち前の怠慢と幸運とで生き抜いた末に至った達観から発せられるアフォリズムが痛快。今読むと固陋然としたところもあるが、それを非難するのは野暮。漱石、百閒、芥川、乱歩、色川らの生き方に対する考察も興味深い。「欲にまみれて生き、死後に振り返ってもはじめから何もなかったのと変わらない」との死生観に大いに共感。 …続きを読む
    みや
    2021年10月20日
    15人がナイス!しています
  • 老境に絶望するでも希望を持つでも無く、フラフラと話が流れるのが妙に心地よい。それにしても伝奇物であれほど名を成したのに、晩年まで本格推理物に憧れていたというのは世の中ままならないと言うか面白いと言うか 老境に絶望するでも希望を持つでも無く、フラフラと話が流れるのが妙に心地よい。それにしても伝奇物であれほど名を成したのに、晩年まで本格推理物に憧れていたというのは世の中ままならないと言うか面白いと言うか。 …続きを読む
    okaka
    2014年09月21日
    4人がナイス!しています
  • 肩の力の抜けた山田風太郎のエッセイは本当に面白い。徹底した無常感がその全てを貫いている。 肩の力の抜けた山田風太郎のエッセイは本当に面白い。徹底した無常感がその全てを貫いている。
    寛理
    2020年11月12日
    2人がナイス!しています

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