人間水域

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1994年12月02日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
448
ISBN:
9784041227213
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人間水域

  • 著者 松本 清張
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1994年12月02日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
448
ISBN:
9784041227213

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「人間水域」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 初松本清張。松本清張と言えば推理ドラマのイメージを持っていたのでこの作品も推理物かなと思い読んだが一貫して人間ドラマだった。金で買った愛、金で買った地位と名声、そういう不安定な基盤の上での綱渡り的人生 初松本清張。松本清張と言えば推理ドラマのイメージを持っていたのでこの作品も推理物かなと思い読んだが一貫して人間ドラマだった。金で買った愛、金で買った地位と名声、そういう不安定な基盤の上での綱渡り的人生や人間関係の隆盛や衰退が仔細に描かれていた。また、地位や名声に溺れたカリスマと新時代を担うであろう画家の卵をすれ違わせるラストシーンの余韻がすごく良かった。 …続きを読む
    一条
    2021年11月28日
    3人がナイス!しています
  • 「絶えず権力にすがらなければ自立できないひとりの女流水墨画家がここに居る。・・・」画家たちのすざましい闘争! 「絶えず権力にすがらなければ自立できないひとりの女流水墨画家がここに居る。・・・」画家たちのすざましい闘争!
    1goldenbatman
    2017年11月22日
    2人がナイス!しています
  • 水墨画という地味な芸術に、華やかな女流作家が取り組むという発想が面白かった。もし、頑固じじいの巨匠が主役だったらつまらなかっただろうな。この作品では、女流作家がまず二人出てくる。一方は日本的な美人、他 水墨画という地味な芸術に、華やかな女流作家が取り組むという発想が面白かった。もし、頑固じじいの巨匠が主役だったらつまらなかっただろうな。この作品では、女流作家がまず二人出てくる。一方は日本的な美人、他方は、西欧的な美人と表現され、思わず華やかな映像が浮かぶ。そんな二人の美人作家は、マスコミから注目されて目立つことばかり考え、腕を磨くことを怠る。そこに、マスコミなど頼らず自分の腕を地道に磨いていくダイヤの原石のような19歳の美人が現れる…。水墨画という渋いテーマなのに目に浮かぶ映像は終始、華やかだった。 …続きを読む
    とめきち
    2020年11月06日
    1人がナイス!しています

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