星と祭

星と祭

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1975年03月05日
判型:
文庫判
ページ数:
624
ISBN:
9784041216323
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星と祭

  • 著者 井上 靖
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1975年03月05日
判型:
文庫判
ページ数:
624
ISBN:
9784041216323

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「星と祭」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • これも若いころに読んでいたのを何回めかの再読です。厚い本で読み通すには大変なのですが、いつ読んでも感動します。この本で、湖北の11面観音の虜になって何度も現地に行っています。とくに渡岸寺の国宝の観音は素 これも若いころに読んでいたのを何回めかの再読です。厚い本で読み通すには大変なのですが、いつ読んでも感動します。この本で、湖北の11面観音の虜になって何度も現地に行っています。とくに渡岸寺の国宝の観音は素晴らしいものがあります。心があらわれます。 …続きを読む
    KAZOO
    2013年03月14日
    10人がナイス!しています
  • 2021年の2月に私は滋賀県の琵琶湖の湖北にコハクチョウと竹生島を目当てに旅行したのであるが、十一面観音も有名であったので長浜市高月をまず訪れた。ガイドブックに本書にも記載のある十一面観音が石道寺と鶏足寺 2021年の2月に私は滋賀県の琵琶湖の湖北にコハクチョウと竹生島を目当てに旅行したのであるが、十一面観音も有名であったので長浜市高月をまず訪れた。ガイドブックに本書にも記載のある十一面観音が石道寺と鶏足寺で見られるとあって楽しみにしていたのであるが、期待は見事に裏切られた。コロナ禍のため両寺とも閉まっていたのである。そこから、ドライブをして、せめて国宝の渡岸寺の十一面観音だけでも見たいと同寺を訪れたが、ここでもコロナ禍のため拝観は中止であった。 …続きを読む
    荒野の狼
    2021年02月19日
    9人がナイス!しています
  • 主人公がエベレストで観月旅行に誘われる一文から始まる。その時点で撃ち抜かれる。主人公架山は琵琶湖で娘が遭難して7年経っても遺体があがらない。同じ事故で息子をなくした男から琵琶湖に十一面観音が多くあるこ 主人公がエベレストで観月旅行に誘われる一文から始まる。その時点で撃ち抜かれる。主人公架山は琵琶湖で娘が遭難して7年経っても遺体があがらない。同じ事故で息子をなくした男から琵琶湖に十一面観音が多くあることを教えられ参詣を始める。京都奈良の有名寺院にはない地域に生きた信仰が観音を支えている。子供を亡くした親がそれぞれの苦しみを超えて行く姿、小さな集落に埋もれるようにある十一面観音像、エベレストでの観月どれをとっても美しい情景が浮かび上がる。 …続きを読む
    Junichi Wada
    2020年03月06日
    9人がナイス!しています

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