「中原中也詩集 在りし日の歌」感想・レビュー
-
中原中也の第二詩集。表現は深みを増し、凄みを感じる詩が多くなっている。特に「骨」の死の世界まで突き抜けた表現に圧倒された。第一詩集で見られたような溌剌とした浪漫的な表現は、影を潜めている。それは残念だが …続きを読む2016年03月17日131人がナイス!しています
-
再読。久しぶりに「さらさらと」というフレーズを想い出し、その詩「一つのメルヘン」が所収されている中原中也の第2詩集「在りし日の歌」を通読した(再読)。僅か30歳の全生涯に魂を打つ珠玉の口語詩を生み出した彼 …続きを読む2024年12月05日110人がナイス!しています
-
詩は、感想が難しい。寧ろ感想を書く…というものでは、ないかもしれない。言葉の流れが心地よい。キラキラとした情景や、夏の暑さ、海には、浪ばかり。美しいけれど息苦しくもなる。危ういほどの繊細さ、不安定さや …続きを読む2015年12月30日25人がナイス!しています













