一葉恋愛日記

一葉恋愛日記

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1970年10月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784041007044
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一葉恋愛日記

  • 著者 樋口 一葉
  • 編者 和田 芳恵
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1970年10月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784041007044

明治に生きた女性作家の愛と希望

「たけくらべ」「にごりえ」など、日本近代文学に不朽の名作を残した樋口一葉が、作家として名を為した二十代前半から数え二十五歳で早逝するまでの三年間の日記。天才女流作家の意外な一面が覗ける貴重な記録。 「たけくらべ」「にごりえ」など、日本近代文学に不朽の名作を残した樋口一葉が、作家として名を為した二十代前半から数え二十五歳で早逝するまでの三年間の日記。天才女流作家の意外な一面が覗ける貴重な記録。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「一葉恋愛日記」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 「恋愛」は販促の贅語、一葉日記のうち読み物として読めるラスト2年分を全収録。「たけくらべ」が元祖アイドル小説だとすれば、一葉は現代ラブコメでいう「おもしれー女」の元祖だ。編者和田芳恵は決して一葉を「聖 「恋愛」は販促の贅語、一葉日記のうち読み物として読めるラスト2年分を全収録。「たけくらべ」が元祖アイドル小説だとすれば、一葉は現代ラブコメでいう「おもしれー女」の元祖だ。編者和田芳恵は決して一葉を「聖女」扱いにしない。学歴ほぼゼロで天才少女をこじらせた結果の、中二病、陰謀論、超賢い「おばちゃん」要素がこのテキストには横溢している。怖いのは、他人が気を抜いて喋る内容をこの人が逐語的に記憶していること。後半の緑雨と露伴の迂闊な長広舌はすげえ恥ずかしいぞ。そしてこういう地雷を絶対踏まないのが鴎外という人なのだ。 …続きを読む
    Aminadab
    2023年10月12日
    21人がナイス!しています
  • 一葉さんの日記、以前読んだことがあるので今回はななめ読み。ここに写っている書影よりも、私の持っている本のカバー絵のほうがいいなと思う・・・。 一葉さんの日記、以前読んだことがあるので今回はななめ読み。ここに写っている書影よりも、私の持っている本のカバー絵のほうがいいなと思う・・・。
    双海(ふたみ)
    2014年05月26日
    18人がナイス!しています
  • 『一葉恋愛日記』読了。樋口一葉の、二十二歳から晩年までの日記を集めた文庫(角川文庫クラシックス)。樋口一葉はな、たけくらべが好きなんだよな、たまらなく。幼いころにはよく親しんだものです。お仕事で古文も 『一葉恋愛日記』読了。樋口一葉の、二十二歳から晩年までの日記を集めた文庫(角川文庫クラシックス)。樋口一葉はな、たけくらべが好きなんだよな、たまらなく。幼いころにはよく親しんだものです。お仕事で古文も教えてるおかげで、まあまあ原文でも読めるようになってる自分に気がついた。ばんざい。 …続きを読む
    なつき
    2019年01月05日
    2人がナイス!しています

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