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掲載開始日 2021年12月15日

葉真中顕の児童向け“将棋”小説『ライバル おれたちの真剣勝負』が、角川つばさ文庫に登場!

藤井聡太四冠の誕生で話題沸騰中の将棋! 盤上の戦いに夢をかける、二人の少年の物語!

株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区)は、小中学生を対象とした児童文庫レーベル・角川つばさ文庫より、2021年12月15日(水)に『ライバル おれたちの真剣勝負』を発売いたします。(電子書籍も同日発売)


本作は葉真中顕(はまなか・あき)氏の児童文学作家デビュー作「ライバル」の再刊行です。本文の一部を書きかえ、新規のイラストや将棋初心者向けのコラムを追加したことにより、物語を楽しみながら「将棋の基本」を学べる小説としてパワーアップしています。「将棋を始めてみたい!」と思ったお子さん向けにぜひお楽しみください。



読んで面白い、そして“指して”みたくなる!


物語を楽しみながら、いま大注目の“将棋”の入り口になるのも、本作の特徴の一つです。巻末には、駒の並べ方や動かし方などをまとめたコラム『リュウとマサユキの感想戦!』を掲載。主人公のリュウとマサユキが、物語の名場面を振り返りながら、「将棋の基本」を解説する形式です。本作を読んで「将棋をはじめてみたい!」と思ったお子さん向けに、導入として楽しく読むことができます。





著者は大人気作家・葉真中 顕氏


著者の葉真中 顕氏は、『ロスト・ケア』(2013 年光文社刊)にて第16 回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞、『凍てつく太陽』(2018年幻冬舎刊)で大藪春彦賞、日本推理作家協会賞をW受賞するなど、社会派ミステリーの旗手として人気の作家です。

本作は、小学生×将棋の「ド直球青春物語」。キャラクターたちのほとばしる感情、手に汗握る迫真の描写が、選考委員の「ズッコケ三人組」シリーズで知られる那須正幹氏に絶賛されました。友情や絆、好きなことを突き詰める楽しさ、それゆえの苦しさや嫉妬など、誰もが経験しうる葛藤や成長がみずみずしく描かれています。小学生はもちろん、“葉真中ファン”にとっても必読の一冊です。








著者紹介


【葉真中 顕 プロフィール】
1976 年東京都生まれ。2009 年、「ライバル」(はまなかあき名義)で第1回角川学芸児童文学賞優秀賞受賞。『ロスト・ケア』(2013 年光文社より刊行)にて第16 回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、話題となる。その後も「このミステリーがすごい! 2015 年版」(宝島社)にランキング入りした『絶叫』(光文社)や、第21 回大藪春彦賞と第72 回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞した『凍てつく太陽』(幻冬舎)など、数々の著作を発表している。

【トリル プロフィール】
漫画家・イラストレーター。『戦国時代へタイムワープ』『戦国合戦へタイムワープ』(共に朝日新聞出版)の漫画や、「天才発明家ニコ&キャット」シリーズ(小学館ジュニア文庫)のイラストなどを担当する。



書誌情報




書名:ライバル おれたちの真剣勝負
作・葉真中 顕(はまなか・あき)/絵・トリル
発売日:2020年12月15日(水) ※電子書籍同日配信
対象年齢:小学校中学年から ※すべての漢字にルビ付き
定価:792円(本体720円+税)
判型:新書判
ページ数:168ページ
ISBN:9784046321169
発行:株式会社KADOKAWA
■作品詳細サイト:https://tsubasabunko.jp/product/322103001610.html

【作品あらすじ】
おれリュウ。小学生名人――将棋の日本一を目指してる。
ある“ダセエ理由”から、五年生で転校することになった。
そこで出会ったのは、いつも同級生にからかわれている、マサブーこと、さえないマサユキ。けれど……

「こいつ、いったい何者なんだ――!?」

ボードゲームで、意外な才能を見せられたおれは、マサユキに将棋を教え始めるが、実力差はすぐに縮まって……!?

こいつが強くなるのを、ずっと見ていたい。でも、負けたくない。

名人戦の県予選、おれとマサユキは対決することに――お互いの夢をかけた、一対一の真剣勝負!



角川つばさ文庫




2009年3月創刊。「次はどんな本を読もう ?」そんな子どもたちの「読みたい気持ち」を応援する、KADOKAWAが発行する、主に9~13歳の児童を読者対象とする児童文庫レーベルです。2012年から8年連続ジャンル別売上ナンバーワン。KADOKAWAの持つコンテンツや読者を楽しませるノウハウを子どもたちのために駆使し、青春、冒険、ファンタジー、恋愛、学園、SF、ミステリー、ホラーなど幅広いジャンルの作品を刊行しています。レーベル名には、物語の世界を自分の「つばさ」で自由自在に飛び、自分で未来をきりひらいてほしい。本をひらけば、いつでも、どこへでも・・・そんな願いが込められています。主な作品に『ぼくらの七日間戦争』『新訳ふしぎの国のアリス』『怪盗レッド』『いみちぇん!』『四つ子ぐらし』シリーズなど。毎月15日ごろ発行。
■公式ホームページ https://tsubasabunko.jp/