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掲載開始日 2021年07月08日

世界最大級のライトノベル図書館が誕生!角川武蔵野ミュージアム 「マンガ・ラノベ図書館」7. 8 リニューアルセレモニー開催!!

公益財団法人 角川文化振興財団(所在地:東京都千代田区、理事長:角川歴彦、以下 角川文化振興財団)は、埼玉県所沢市「ところざわサクラタウン」の文化施設「角川武蔵野ミュージアム」にて、2021年7月8日(木)に「マンガ・ラノベ図書館」のリニューアルセレモニーを行いました。





KADOKAWA以外の出版社の協力を得て収蔵数を25,000冊から一気に35,000冊に!

 「マンガ・ラノベ図書館」は、KADOKAWAのほぼすべてのライトノベルや、セレクトされたコミック、児童書など約25,000冊を収蔵する“日本でいちばんライトノベルが読める図書館”として、昨年8月1日(土)の開館以来、多くのお客様にご来場いただいておりました。このたび蔵書の増加やライトノベルアーカイブプロジェクトに合わせて棚の増設や館内装飾などの改装を行い、またKADOKAWA以外の出版社の協力を得た結果として蔵書も約35,000冊となって、7月8日(木)にリニューアルオープンいたしました。
 またこのリニューアルにあわせて同じフロア(角川武蔵野ミュージアム1階)に、ライトノベルや関連グッズを購入できる販売コーナー「ダ・ヴィンチストア「マンガ・ラノベ図書館」サテライト店」(以下、「ダ・ヴィンチストア サテライト店」)がオープン。今後ますますファンのニーズに応える「ライトノベルの聖地」となることを目指していきます。

「マンガ・ラノベ図書館」リニューアルの概要

◎児童書・コミック含めて蔵書は開館当初の約25,000冊から約35,000冊になりました。(増加分はすべてライ
トノベルを中心とするエンタメジャンルの小説作品。)
◎日本で唯一のエンタメフィクションのアーカイブとして生まれ変わりました。 過去の作品から、今後刊行さ
れる作品まで収集活動を行います。

【協力各社(18社)】
株式会社アース・スター エンターテイメント/株式会社アルファポリス/株式会社一迅社/株式会社オーバーラップ/株式会社KADOKAWA /株式会社講談社/株式会社集英社/株式会社主婦の友インフォス/株式会社小学館/株式会社新紀元社/株式会社スクウェア・エニックス/株式会社星海社/ SBクリエイティブ株式会社/株式会社TOブックス/株式会社ニトロプラス/株式会社早川書房/株式会社ポニーキャニオン/株式会社ホビージャパン                                     (50音順)

◎プロジェクター設置などによって、プレゼンテーションやPVの投影が可能になりました。
単なる本が読める施設ではなく、情報発信拠点やイベントスペースとして近隣地域や教育機関、公共施設
などとも連携して広く活用していく予定です。
さらに特集展示スペースも増設。最新のムーブメントを捉えた配架・展示を行っていきます。
◎源義庭園を開放。天気の良い日には庭に出て本を読むこともできます。
◎ラノベに特化した販売コーナー「ダ・ヴィンチストア サテライト店」がオープンしました。


公益財団法人角川文化振興財団 理事長 角川歴彦




 私たちが構想したマンガ・ラノベ図書館がライトノベルの専門的なアーカイブをもつ図書館になりました。これは日本の図書館のなかで唯一無二であり、これからの日本の文化の新しい顔になります。そしてここでは、書店ではできないようなキャンペーンやイベントを行って参ります。
 ライトノベルも数十年が経って親子2世代で楽しむものになりました。私もここには週に何回か来ますが、親子で本を読んでいる風景はとても心が温まります。本好きな日本人のある種の原風景を象徴していると思います。
 今回、出版各社のご協力を得て、マンガ・ラノベ図書館がこのように進化したことは本当に嬉しいことです。出版各社が協力して、施設がさらに進化していくことを祈念しております。

角川武蔵野ミュージアム館長 松岡正剛




 「軽」(ライト)というカルチャーは黄表紙や読本、浮世絵など、江戸時代からずっとありました。大正・昭和になっても軽演劇など軽と称されたものがあるわけです。その奥にある文化的社会的な意義、あるいはどうしてラノベのようなものが社会に定着したのか、日本人というのはどのような社会文化を持っていたのか、そうした疑問をこのマンガ・ラノベ図書館はこれから解き明かしていくのだと思います。
 浮世絵や黄表紙、コメディ、お笑いがここまで大きくなったように、“何か”が、ライトノベルの後ろには動いている。ぜひそうしたことを解読して伝えていきたいと思っています。ぜひ皆さんもお楽しみ頂きたいと思います。

講談社 代表取締役社長 野間省伸 様




 今やどの年代にも愛され、全盛期を迎えたライトノベルですが、初期には若者の関心に寄り添い、権威からは最も遠いものとして存在していました。子供たちの人間関係や恋愛、劣等感などにきちんと向き合い、主人公の行動を通して解決の道を示す、本当の意味での青春の書であったと言えると思います。そうした、自由で、作者と読者が近い雰囲気に惹かれて多くの才能が集まり、今や国境を越えて書籍やマンガやアニメとなって世界中で愛される存在となりました。ここに勢ぞろいしたライトノベルが日本文化の一翼を担うまでに成長したわけです。
 ラノベ界のアレキサンドリア図書館のように、全てを揃えて後世に残す、後世の人はかつての英知から新たなインスピレーションを得る、そんな未来のために、これからもアーカイブとしてのラノベ収集にご尽力頂ければと、弊社としても期待をしております。

マンガ・ラノベ図書館ディレクター 井上伸一郎




 このマンガ・ラノベ図書館は、KADOKAWAグループのライトノベルを中心に約2万6,000冊を収蔵していたのですが、今回、各出版社さまのご協力を得て、約3万5000冊の収蔵になりました。2階にはライトノベルを集めたアーカイブコーナーがあり、1階には約3000冊に選書したKADOKAWAのコミックと、約2,000冊の児童書が配架されています。そして入り口には、毎月の新刊や企画的な配架を行うコーナーがあります。
 また同時にダ・ヴィンチストア サテライト店もオープンし、今後は、マンガ・ラノベ図書館で読んで気にいった本を、向かい側の店舗で買えるようにもなります。現在はKADOKAWAの関連商品のみですが、秋からは各社の新刊も購入できるようになります。また、そちらと連携して作家のサイン会なども展開したいと考えております。今後ますます充実させて参りますので、応援よろしくお願いいたします。

モデル(ゼロイチファミリア)十味(とうみ)様




 私はライトノベルが好きです。そんな私とラノベの出会いは、中学生のころ友達に薦められた『バカとテストと召喚獣』という本だったのですが、この本は、召喚獣の強さでクラスでのカーストが決まる、という独特な世界観と、どこか私と共通点のある主人公たちの頑張る姿がとても面白くて、私の中で始まりの一冊となっています。他にも、『とある魔術の禁書目録』シリーズは、私のオタクのルーツともいえる作品で、想像力と勇気を頂けました。
 インターネットが普及した昨今、本と向き合う機会も少なくなっていますが、このマンガ・ラノベ図書館を訪れてみて、私が中学一年生の頃に初めてラノベを開いた時のような、そんなドキドキやワクワクがまた味わえるんじゃないかと思いました。今後のご発展をお祈りしています。




ラノベファンのニーズに応えオープン!≪ダ・ヴィンチストア サテライト店≫

「マンガ・ラノベ図書館」のリニューアルにあわせ、同フロアに出店した「ダ・ヴィンチストアサテライト店」は、ところざわサクラタウン本棟2階の体験型書店「ダ・ヴィンチストア」が運営する販売コーナーです。新刊から定番人気作品、コミカライズ、アニメ関連書籍、グッズや文具まで、ライトノベルに関する商品約1,000点を揃え、ファンのニーズに応えます。オープン時はKADOKAWA刊行物のみのラインナップですが、今後他社作品も発売する予定です。



 また「マンガ・ラノベ図書館」リニューアルと「ダ・ヴィンチストア サテライト店」オープンを記念して、同日7月8日(木)より、『ソードアート・オンライン プログレッシブ』、『Re:ゼロから始める異世界生活』などKADOKAWAグループの人気ライトノベル約400冊のサイン本抽選販売を実施。また、抽選参加者全員に「マンガ・ラノベ図書館」入場割引券も配布いたします。
 今後は7月17日(土)より角川武蔵野ミュージアム3階「EJアニメミュージアム」で開催される企画展「異世界みゅーじあむ」との連動をはじめ、ところざわサクラタウンの様々なライトノベル関連イベントとあわせた展示やフェアを展開し、ラノベファンが集まる「ラノベの聖地」となることを目指します。
・ダ・ヴィンチストア 公式サイト:https://davinci-store.jp/
・ダ・ヴィンチストア 公式Twitter:https://twitter.com/DAVINCI_STORE/
・サイン本販売詳細ページ: https://davinci-store.jp/topics/20210701_01.html
 
 日本のライトノベル市場は、昨今のアニメ市場の拡大と相まってアニメ原作タイトルを中心に多数のヒット作品が生まれているほか、海外での翻訳も好調に売り上げが伸び、世界中にラノベファンが増加しています。ところざわサクラタウンでは、今後も、ライトノベルをはじめとする日本の魅力的なポップカルチャーを、独自の展開で世界に発信していきます。






角川武蔵野ミュージアム公式WEBサイト(https://kadcul.com/)にて、《チケット絶賛発売中!!》


●チケット発売について
角川武蔵野ミュージアム公式WEBサイトにて、オンラインチケットを発売中です。
当日券の販売も行っておりますが、予約状況によってご希望のお時間にご案内できない可能性もございますので、公式ウェブサイトでの事前予約をお勧めしております。
なお、コロナ禍における館内入場制限や注意事項につきましては、角川武蔵野ミュージアム公式WEBサイトにて随時掲載を行いますので、ご購入の際はご確認ください。
詳細は→ https://kadcul.com/





■「角川武蔵野ミュージアム」について
美術・博物・図書をまぜまぜにする、前人未到のプロジェクト。
イマジネーションを連想させながら、リアルとバーチャルを行き来する複合文化ミュージアムです。
運営の柱となるのは、館長である編集工学者の松岡正剛氏、博物学者の荒俣宏氏、芸術学・美術教育の研究者である神野真吾氏、建築家の隈研吾氏。この体制のもと、意欲的で革新的なスタッフが新しいミュージアムの創設に尽力します。

■住所:埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 ところざわサクラタウン内
■開館時間: 日~木曜 10:00-18:00/最終入館17:30
     金・土曜  10:00-20:00/最終入館19:30
■休館日:第1・3・5火曜日
※祝日は該当する曜日の開館時間と同様
※休館日が祝日の場合は翌日休館
※レストランは除く
※開館日・時間は変更される場合もございます。
最新情報は公式WEBサイト(https://kadcul.com/)をご確認ください。
・角川武蔵野ミュージアム 公式サイト:https://kadcul.com/
・公式ツイッター:https://twitter.com/kadokawa_museum
・Facebook:https://www.facebook.com/kadokawaculturemuseum/
・Instagram:https://www.instagram.com/kadokawa_culture_museum/


一般お問い合わせ:0570-017-396  (受付時間:10:00-17:00)


■角川文化振興財団は「わが国の文化の振興に寄与する」という財団の設立目的実現のために、文芸の成果に対する授賞、文芸に関する出版、文芸の研究や著述の刊行への助成、映画芸術振興に関する助成、また文芸・映画資料の収集・保存・展示等、様々な事業を行っております。
・角川文化振興財団 公式サイト:http://www.kadokawa-zaidan.or.jp/

■「ところざわサクラタウン」について
2020年11月、日本最大級のポップカルチャーの発信拠点としてKADOKAWAが埼玉県所沢市に開業した大型文化複合施設。書籍製造・物流工場やKADOKAWAの新オフィス、イベントスペース(ジャパンパビリオン、千人テラス)、体験型ホテル(EJアニメホテル)、ショップ(ダ・ヴィンチストア)、レストラン(角川食堂)、商業施設のほか、角川文化振興財団運営の「角川武蔵野ミュージアム」も建設。また、KADOKAWAと所沢市が共同で進める「COOL JAPAN FOREST 構想」および、KADOKAWA・埼玉県・所沢市の三者で連携・協力する協定に基づき振興を図る「埼玉カルチャー観光共和国」の拠点施設にも位置づけられています。
・ところざわサクラタウン 公式サイト:https://tokorozawa-sakuratown.jp/
・公式ツイッター:https://twitter.com/sakuratownjp/
・Instagram:https://www.instagram.com/sakuratownjp/