トピックス

『テスカトリポカ』著:佐藤究(KADOKAWA刊)が第34回山本周五郎賞を受賞




2021年5月14日(金)に行われた選考会で、佐藤究著『テスカトリポカ』(2021年2月、KADOKAWA刊)が第34回山本周五郎賞(主催:一般財団法人 新潮文芸振興会)を受賞いたしました。

本書は、メキシコから川崎を舞台に、麻薬や臓器売買の血塗られた資本主義と古代アステカ文明の闇が交錯する新次元のクライムノベルです。ぜひこの機会に、本書をお楽しみください。

【試し読み】
令和によみがえる暗黒神話――。三冠作家・佐藤究が、アステカの呪いを解き放つ! 「テスカトリポカ」#1
https://kadobun.jp/serialstory/Tezcatlipoca/hyz8yl84c68g.html

【書評】
世界標準のマジックリアリズム完成
(評者:文芸ジャーナリスト/内藤麻里子氏)
https://kadobun.jp/reviews/4wje39br8ww0.html

違う世界を見せてくれる小説
(評者:東京大学教授 スペイン語文学、現代文芸論/柳原孝敦氏)
https://kadobun.jp/reviews/entry-40912.html

クライムノベルと世界文学の融合
(評者:書評家、翻訳家/大森望氏)
https://kadobun.jp/reviews/entry-40965.html


受賞作『テスカトリポカ』について





【あらすじ】メキシコのカルテルに君臨した麻薬密売人のバルミロ・カサソラは、潜伏先のジャカルタで日本人の臓器ブローカーと出会う。二人は新たな臓器ビジネスを実現させるため日本へ向かった。川崎に生まれ育った天涯孤独の少年、土方コシモは、バルミロに見いだされ、知らぬ間に彼らの犯罪に巻きこまれていく――。海を越えて交錯する運命の背後に、滅亡した古代アステカ王国の恐るべき神の影がちらつく。人間は暴力から逃れられるのか。心臓密売人の恐怖がやってくる。誰も見たことのない、圧倒的な悪夢と祝祭が、幕を開ける。

【書誌情報】
『テスカトリポカ』
著者:佐藤 究
発売:2021年2月19日(金)※電子書籍同日配信予定
定価:2,310円
装丁:川名潤
頁数:560頁
体裁:四六判変形上製
発行:株式会社KADOKAWA
ISBN:978-4-04-109698‐7
詳細ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/322003000419/


文学界から熱視線を浴びる、作家・佐藤究(さとう・きわむ)について





【著者紹介】佐藤 究(さとう きわむ)
1977年福岡県生まれ。2004年、佐藤憲胤名義の『サージウスの死神』で第47回群像新人文学賞優秀作となり、同作でデビュー。16年『QJKJQ』で第62回江戸川乱歩賞を受賞。18年、『Ank: a mirroring ape』で第20回大藪春彦賞、および第39回吉川英治文学新人賞を受賞。