- 著者 佐藤 究
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年02月19日
- 判型:
- 四六変形判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 560
- ISBN:
- 9784041096987
テスカトリポカ
- 著者 佐藤 究
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年02月19日
- 判型:
- 四六変形判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 560
- ISBN:
- 9784041096987
鬼才・佐藤究が放つ、クライムノベルの新究極、世界文学の新次元!
メキシコのカルテルに君臨した麻薬密売人のバルミロ・カサソラは、対立組織との抗争の果てにメキシコから逃走し、潜伏先のジャカルタで日本人の臓器ブローカーと出会った。二人は新たな臓器ビジネスを実現させるため日本へと向かう。川崎に生まれ育った天涯孤独の少年・土方コシモはバルミロと出会い、その才能を見出され、知らぬ間に彼らの犯罪に巻きこまれていく――。海を越えて交錯する運命の背後に、滅亡した王国〈アステカ〉の恐るべき神の影がちらつく。人間は暴力から逃れられるのか。心臓密売人の恐怖がやってくる。誰も見たことのない、圧倒的な悪夢と祝祭が、幕を開ける。
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「テスカトリポカ」感想・レビュー
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圧倒的な暴力が荒れ狂う暗黒小説の大作。ラテンアメリカの神話に根付いた土俗的な犯罪戦争、その舞台を日本に移して物語を作り上げようとする発想からして凄まじい。この作品にどれほどの力を込められているかは、巻 …続きを読む2021年02月19日55人がナイス!しています
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「鏡」を基軸とし、ヒトと類人猿の決定的な違いを題材とした前作『Ank』から3年半。今回の鏡は鏡でも“煙を吐く鏡”を意味するアステカ神話の神テスカトリポカを題材とした作品で、インパクト大な装丁にあしらわ …続きを読む2021年03月04日37人がナイス!しています
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初読み作家さん。550pを超える長さに読み切れるのかと心配してましたが、話に引き込まれ2日ほどで読み終えました。面白かったですがちょっとグロいです。麻薬密売、臓器ブローカーを扱う小説読んだことあるけれ …続きを読む2021年03月03日27人がナイス!しています