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有栖川有栖、辻村深月が絶賛! 令和最初の横溝正史ミステリ&ホラー大賞《大賞》受賞作、原浩『火喰鳥を、喰う』12月11日発売!



株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)は、第40 回横溝正史ミステリ&ホラー大賞《大賞》を受賞した原浩氏の『火喰鳥を、喰う』(受賞時タイトル「火喰鳥」)を12 月11日に刊行いたします。
本書は信州で家族と暮らす男性が、死後70 年経過した大伯父の日記を手にしたことから、身の回りに不思議な現象が起き始めるという物語です。大伯父の死を伝えた復員兵の男の家の焼失、日記を届けた新聞記者の狂乱、祖父の失踪、そして墓石に突如刻まれた祖父の名前。次々と起こる怪異と謎が見事に絡み合う作品であり、選考会では有栖川有栖氏は「恐怖と謎がしっかり絡んでいる。これこそミステリ&ホラー大賞にふさわしい」と絶賛。同じく選考委員の辻村深月氏も「謎への引き込み方が見事。読了後は心地よい酩酊感に襲われました」と激励しました。
四半世紀以上の歴史を持つ「横溝正史ミステリ大賞(第38 回まで)」と「日本ホラー小説大賞(第25 回まで)」が統合して、はじめての大賞受賞作品です。是非、ホラー&ミステリ界の新鋭の衝撃のデビュー作を見届けてください。
また、現在、文芸WEBマガジン「カドブン」では本作の試し読みを配信中です。
https://kadobun.jp/trial/hikuidori/cj1jsz84b3sw.html


『火喰鳥を、喰う』について

【あらすじ】
破損した墓石。届けられた死者の日記。
これは怪異か――あるいは事件か。

信州で暮らす久喜雄司に起きた二つの異変。ひとつは久喜家代々の墓が何者かによって傷つけられたこと。もうひとつは、七十年以上前の死者の日記が届けられたこと。日記には太平洋戦争末期に戦死した大伯父・久喜貞市の、異様とも言える生への執着が書き記されていた。そして日記が届いた日を境に、久喜家の周辺では怪異が起こり始める。貞市と共に従軍し戦後復員した藤村の家の焼失、日記を発見した新聞記者の狂乱、雄司の祖父・保の失踪、そして消えた貞市の墓碑銘。さらに日記には、誰も書いた覚えのない文章が出現していた。「ヒクイドリヲクウ ビミナリ」と。雄司は妻の夕里子とともに、超常現象に詳しい北斗総一郎を頼るが……。

【書誌情報】
『火喰鳥(ひくいどり)を、喰う』
著者:原浩
発売:2020年12月11日(金)※電子書籍も発売中
定価:本体1,700円+税
装画:もの久保
装幀:坂詰佳苗
判型:四六判上製
頁数:320頁
ISBN:9784041108543
発行:株式会社KADOKAWA
★情報ページ
https://www.kadokawa.co.jp/product/322007000502/

【著者プロフィール】




原 浩(はら・こう)
1974 年生まれ。長野県出身、東京都在住。「火喰鳥」(本作の応募時のタイトル)で、2020 年、第40 回横溝正史ミステリ&ホラー大賞《大賞》を受賞。同作を改題した本作『火喰鳥を、喰う』でデビュー。